有名なピアニスト

ほんの一部ですが、日本人ピアニストの中で、国内の知名度が高い人を取り上げます。そして、彼らがピアニストになるまでの道のりを、簡単にご紹介します。

クラシックの有名ピアニスト

日本を代表するピアニストといえば、まず中村紘子さんや内田光子さんの名前が挙がるでしょう。

どちらも幼少のころからピアノを始め、数々の世界的なコンクールで受賞を飾っています。

「ショパン国際ピアノコンクール」では、中村さんは4位入賞、内田さんは銀賞を受賞。二人とも今日に至るまで、世界を舞台に活躍しています。

また、情感あふれる演奏で人気の高い、フジ子・ヘミングさん。

小学生のころからピアノを始め、17歳でデビューコンサートを開催したのち、東京音楽学校(現・東京芸術大学)に進学し、数々のコンクールで受賞を飾ります。

国籍の問題や、聴覚を失うなど、波乱万丈な半生でしたが、日本のテレビで特集を組んだことがきっかけとなり、一気にブームが起こりました。

若き全盲のピアニストとして、熱い注目を集める辻井伸行さんは、4歳からピアノを始め、10歳にして交響楽団のステージでデビュー。20歳の時「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」で日本人として初優勝し、今後もさらなる活躍が期待されます。

ジャズの有名ピアニスト

日本のジャズ・ピアニストといえば山下洋輔さんが有名です。

幼少からピアノとヴァイオリンを習っていましたが、中学生の時にジャズに開眼。高校在学中からステージ経験を積みます。

国立音楽大学では作曲科に進学。卒業後は「山下洋輔トリオ」を結成し、国内でのライブや、ヨーロッパへの演奏旅行など、精力的に活動を広げました。

各地で高い評価を受け、一流ジャズアーティストや、交響楽団との共演など、幅広い活躍をしています。

上原ひろみさんや大西順子さんも、日本を代表するジャズ・ピアニストです。二人とも、子どものころからピアノを習っていた中で、ジャズに目覚め、ボストンの「バークリー音楽学校」に留学しています。

ピアノは、大学進学が今ほど当たり前でなかったころは、有名な先生に個人的に師事しながらキャリアを積むのが一般的でした。

今では、学ぶ環境が充実している分、より競争が激しくなっています。