パタンナーの資格

必須の資格はない

医師や弁護士など、資格がなければ職業に就くことすらできないものに対し、パタンナーにはそういった資格はありません。無資格でも腕が良ければ一流のパタンナーになれます。

すでに現役で活躍しているパタンナーの多くは、とくに資格を持っていません。仮に持っていたとしても、その資格を仕事に役立てているという因果関係はあまりありません。

なぜなら、パタンナーは経験や腕次第の仕事なので、資格をたくさん持っているだけの人よりも腕の良い人が活躍しているからです。

しかし、未経験から就職するとなると少々話が違います。「パターンメーキング検定」というパターン技術を試す資格を採用の条件にしている企業もあるので、この資格を目指す人が多くなっています。

あると役立つ資格

「パターンメーキング技術検定」は1級から3級まであり、2級以上だと専門的な知識があると見なされます。実技試験があることからも、この資格が実務に即していることがわかります。

現在のパタンナー業務には欠かせないCADについても、技術レベルを証明できる「CAD利用技術者検定」という資格があります。

こちらもCADについて一定以上の知識があって、CADを学んできたことの証明になるので、パタンナー就職には有利に働きます。

資格は手段であり目的ではない

資格がなければ何もできないという職種ではないので、資格取得はあくまでも手段でしかありません。

資格を取得したから万事OKということではなく、その資格を使って就職を有利にしたり、就職後の業務に役立てるという通過点として認識するべきです。

専門学校やスクールなどでは資格取得を奨励する雰囲気がありますが、実際の現場で資格の有無を問われることはほとんどないのが現実です。

ですが、就職の際には自らの実力を証明する手段のひとつになるでしょう。