パタンナーの魅力

自分が作った製品が表に出る

ものづくりに直接関わる仕事であることもあって、製作した型紙から服が作られ、それが製品となって多くの人の手に取られていく様子はパタンナーの醍醐味といえるでしょう。

ファッション・アパレル業界は流行を仕掛ける業種なので、あるパタンナーが作った型紙から流行が生まれ、それが大ブームになったという事例は数え切れないほどあります。

「自分が作った流行」「自分が作った製品」が脚光を浴びるのは、パタンナーが味わえる仕事の魅力の一つです。

OKが出た瞬間の快感

パタンナーはデザイナーがおこしたデザイン画から型紙を作り、そこから製品が生まれます。

その製品をモデルが試着して、イメージ通りに仕上がっているかをチェック(フィッティングといいます)します。まさに、パタンナーにとって緊張の瞬間です。

このチェックが終われば、その型紙から実際の製品が生産されていくことになるので、OKが出た瞬間はパタンナーにとって最も嬉しい瞬間でもあるのです。

納期までに依頼されたものを作るという、プロの仕事が認められる瞬間でもあるので、この積み重ねがパタンナーとしての自信につながっていきます。

ブランドのテイストを背負って

たくさんあるファッションブランドのテイスト(雰囲気)を背負っているのは、デザイナーだけではありません。

そのデザインから製品づくりしていくパタンナーのテイストや好みなどが敏感に反映されるので、見方によってはパタンナーがブランドを背負っているともいえます。

年配層向けの服を専門に作っているメーカーに若者向けのデザイン画を渡して製作を依頼すると、どことなく年配向けに見える製品になるといわれているのも、パタンナーに依存するところが大きいからでしょう。

ブランドのテイストを背負うことは、ファッション・アパレル業界で働く人にとっての誇りです。

流行を自分で作ってみたい

ファッションの流行は、自然発生的に生まれているわけではありません。ブランドからの提案や仕掛けによって次第に流行という大きな動きになります。

つまり、製作の現場にいるパタンナーもそうした流行づくりに関わっているのです。

社会全体に大きな影響を与えることもある、ファッションの流行。それを自分たちで作っているという自負は、パタンナーという仕事の大きな魅力です。