フリーランスのパタンナーとして働く

フリーのパタンナーも多くいる

時間や人間関係に縛られることなく、自由に働きたい人にとってフリーランスというのはとても魅力的です。パタンナーの仕事は腕次第ですので、その夢を実現しているフリーのパタンナーも多数活躍しています。

フリーのパタンナーとして活躍するには、どうすればよいのでしょうか。また、実際にフリーで仕事をするようになった場合の収入や生活はどのようになるのでしょうか。

フリーのパタンナーになるには

最初からフリーのパタンナーになるのは、まず不可能です。経験が物をいう世界で、アパレルメーカーなどで経験を積んでおらず、また人脈もない人にパターン製作の仕事が来ることはありません。

専門学校などでパターンの勉強をし、アパレルメーカーなどに就職して、そこで経験を積み、人脈を構築してキャリアアップをした上で、独立してフリーのパタンナーになる可能性が見えてきます。

より安全な独立を目指すなら、フリーになろうとしている先輩パタンナーに付いていくという形もよいでしょう。

フリーランスのパタンナーの収入は?

会社員としてパタンナーの仕事をしているときは、月給制で収入を得ている人がほとんどです。

仕事の量にかかわらずほぼ同額の給料なので、がんばっている人は損をしているような気になるかも知れませんが、逆に仕事が少ない時でも同じ給料なので、安定した収入が保障されています。

フリーになると、依頼された仕事ごとに報酬が支払われる仕組みになるので、いわば完全歩合給です。

1件あたり安いものだと数千円、高いもので10万円前後という単価でパターン製作を引き受けることになります。

独立直後は会社員時代よりも年収が下がる人が大半ですが、そこから頭角を現して活躍しているパタンナーは、フリーになってからのほうが年収は多くなっています。

結婚、出産後もフリーの主婦パタンナーで

フリーパタンナーの中には結婚や出産を経て、自宅でパターン製作を引き受けている人もいます。

女性の場合、どうしても結婚や出産で一度仕事から離れることが多いのですが、技術が勝負のパタンナーの世界ならフリーで活躍することも充分可能です。

ネット上にはこうした主婦パタンナーの人たちが個性を発揮した型紙を販売したり、型紙製作を請け負っているサイトなどがたくさんあります。

フリーで働くメリットとデメリット

言うまでもなく、フリーになるということは収入も時間の使い方も文字通りフリー(自由)です。自分の生活に合わせた働き方ができるので、プライベートを充実させたいと思っている人にはとても魅力的です。

また、優秀な人だと仕事がどんどん入ってくるので、より単価の高い仕事を選んでバリバリとこなせば収入もアップします。

一方で、仕事が来ないフリーのパタンナーの生活は厳しいものになります。時間ばかり持て余して収入は少ないので、「こんなはずではなかった」と思ってしまうかも知れません。

フリーになってから仕事が来るかどうかは技術力だけでなく、人脈やその人の人望も深く関係しています。

フリーで活躍できるだけの技術力と人間力が備わっているか、それをしっかりと判断してから独立するべきでしょう。