パン職人への転職

転職に学歴や資格は必要なし

日本では、お米の消費が減るとともにパンの消費が伸び、幅広い年代の人にパン食が愛されるようになってきました。

テレビや雑誌でも美味しいパン屋の特集が組まれることは多く、手作りパンの教室も各地で開かれるようになり、今やパンブームが到来していると言っても過言ではありません。

こうした人気の高まりとともに、「パン作りを仕事にしたい」「自分でパン屋を開きたい」という興味を持つ人が増え始めています。

それでは、パン職人に転職するためには、どんな準備が必要なのでしょうか。まず、条件についてですが、パン職人になるためには特別な学歴や資格は必要ありません。

ただし、食や衛生面に関して何の知識もない素人がいきなりパン作りを仕事にするのは現実的ではないため、まずは製パンの専門学校で基礎的な知識を習得するか、パン屋に修行に入り何年間か下働きをしながら勉強するかのどちらかの選択をとる人が多いようです。

「パン製造技能士」「食品衛生責任者」などの資格をとることで、さらに実力をアピールできます。

最近では、パン職人への転職をめざす社会人をターゲットにした専門学校もあります。土日だけ、あるいは平日の夜間だけ教室に通い、実習や座学を通してパン作りについて学ぶことができるのが特徴です。

チャンスに年齢制限はない

パン職人の仕事には年齢制限はありません。

一般企業のように60歳で定年退職するという業界ではないため、サラリーマン生活を終えた後の男性や子どもが成人して手が離れた後の女性など、60代を越えた人の中にも第二の人生としてパン屋を開きたいという夢を持つ人がいるようです。

年齢や性別に関係なく、学歴や職歴にも関係なく、誰でも挑戦できるのがパン作りの良いところです。

ただし、転職するための修業期間やパン職人としての仕事が軌道に乗るまでの数年間は収入が低く苦しい生活になることが予想されるので、十分な蓄えをもった上で転職に踏み切ることが大切です。

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