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仕事体験談

自分が作ったパンを多くの人が美味しいといって食べてくれる幸せ

回答者 : どんどんハム太郎さん(女性/27歳)

職業名 : パン職人現在の状態 : 経験者経験年数 : 3年半

仕事内容
大阪市内のあるパン工場での勤務でした。工場といっても機械での流れ作業でなく、ほとんどの仕事を人の手でやっていました。
工場で作ったパンが各店舗に配送され販売されていました。
生地作り担当の人は朝3時頃には出勤して生地を作り始めます。
私は毎朝6時頃に出勤し、できた生地を分割して丸めの作業をしていました。
それが終わると、菓子パンの成型(あんぱんの餡をつめたりメロンパンを作ったり。並行してオーブン担当の人はできたパンを焼いていったり、生地作り担当の人は午後から使う生地を仕込んだりしていました。

最後はパンの仕上げです。
焼けたパンにクリームを塗っていったり箱に詰めていったり。
いくつか同じ作業をくりかえし、午後からは調理パンの成型や仕上げをします。
そのあとは使った鉄板や型の掃除をします。次の日スムーズに作業ができるように準備をしておきます。
私のいた部署は20人ほどでまわしていました。
日によって今日は生地を担当、今日はドーナツなどの揚げ物担当などとローテーションを組んで仕事がまわっていました。
仕事のやりがい
自分の成型したパンが綺麗に焼きあがってきたときは達成感があります。
毎日作っているパンでも日によって仕上がりが違ってくるので、常に安定した綺麗なパンを作れるように心がけています。
あとはやっぱり自分が作ったパンをお客さんが美味しいと食べているのを見たときです。
工場勤務なのでなかなかお客さんの反応を見ることはできないのですが、パンを卸している近くの保育園の子供たちから「いつも美味しいパンをありがとう」という手紙をもらったときはとても嬉しかったです。
覚悟しておいた方がいいこと
朝は早いです。私は6時出勤でしたが、業界的には遅い出勤時間だと思います。
その日の仕事の量により退社時間は変わってきます。
夏など比較的暇なときは15時には退社できていたので、自分の時間がもてます。
クリスマス付近になるとイベントパンで忙しくなるので、退社時間は19時頃でした。
それと体力仕事です。
重い鉄板や粉の入った袋を持ち運ぶので、腱鞘炎になる人も少なくありません。
給料・待遇
19歳入社したばかりのときで手取り19万円ほど。
賞与も半年後から1ヶ月分ほどもらえました。
時間は不規則ですが休みは月8回ありました。ただ年末年始、お盆も通常勤務です。
昇給はあまり望めないと思います。部署の課長など役職につくと手当はもらえるみたいですが、私は役職についていないので分かりません。
この職業の恋愛・結婚事情
人それぞれですが、店舗勤務の人などはアルバイトやパートのスタッフと付き合っている人が多かったです。
同じ部署内で結婚した人もいます。その場合違う部署や店舗に異動になることもあります。
朝が早い仕事なので同じような仕事をしている人との方が生活リズムが合うので楽だと思います。
この職業を目指す人へのメッセージ
朝が早く体力重視の大変な仕事ですが、自分の手でものを作り出したときの喜びには変えられないです。
自分が作ったパンを多くの人が美味しいといって食べてくれる、他にはない幸せな仕事です!
いろいろなパン屋がありますが、自分にあったパン屋を見つけるのが一番だと思います。頑張ってください!

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