パン職人の資格(パン製造技能士)

資格があると有利になることも

日本国内にて活躍するパン職人(ブーランジェ)は、今では世界レベルに通用する、高い技術を認められるようになっています。

パン職人となるために必須とされる特別な資格はありませんが、検定試験を受けることで労働者としての自身の能力を確認できます。

また、今後さらにスキルを上げていくにあたって、目標を立てる際の具体的な取り組み方や、就職や転職時のアピールといったキャリアアップ資格としても役立ちます。

また、スキルの証明や技能手当ての対象になる場合などもありますので、パン職人を目指し働いていく上で、資格を持っていることはさまざまな面で有利となるでしょう。

パン製造技能士とは?

2015年現在、国家検定制度であるパン製造技能検定には特級、1級、2級があります。

実技試験と学科試験に合格することで厚生労働大臣名にて合格証書が交付され、国家資格としてパン製造に必要な技術を持つ技能士を名乗ることができるようになります。

受検手数料は都道府県ごとに定められており、目安として標準額は実技試験17,900円、学科試験3,100円となっています。(平成27年現在)

毎年9月に検定の実施公示および受検申請書の配布がおこなわれ、実技試験に関しては原則として試験日に先立ち課題が公表されます。

合格ラインは原則、実技試験60点以上、学科試験65点以上(100点満点)となっています。

求められるスキル

特級

管理者または監督者が通常有すべき技能の程度

1級

上級技能者が通常有すべき技能の程度

2級

中級技能者が通常有すべき技能の程度

受験資格

特級

1級合格後5年以上の実務経験

1級

7年以上の実務経験

2級

2年以上の実務経験

※必要な実務の経験年数は、職業訓練受講歴や学歴などによって細かく規定されており、免除や短縮されるケースもあります。

厚生労働省 技能検定の受検資格一覧表

実技試験内容例

特級(ペーパーテスト)

工程管理、作業管理、品質管理、原価管理、安全衛生管理、作業指導及び設備管理について

1級(作業試験)

<山形食パンを指定の型で4本>
水の配合割合を決定し、各材料の使用量を算出。強力粉及び中力粉の2種類の小麦粉から強力粉を選択、各材料の秤量後、直捏生地法にてミキシング、発酵及び焼成。

2級(作業試験)

<山形食パンを指定の型で3本>
強力粉及び中力粉の2種類の小麦粉から強力粉を選択し各材料を秤量、直捏生地法にてミキシング、発酵及び焼成。

技能検定は都道府県ごとの実施されます。詳細は下記に問い合わせてみましょう。

中央職業能力開発協会

仕事体験談