音楽療法士の試験の難易度

まずは受験資格を得ることから

音楽療法士には国家資格がなく、いくつかの民間資格が存在しています。

その民間資格のうち有名なものが「日本音楽療法学会」が認定する音楽療法士の資格です。

学会認定音楽療法士を取得するには、まず定められた要件を満たして受験資格を得なくてはなりません。

受験資格を得るための方法は、大きく「日本音楽療法学会が認めた音楽系の大学や専門学校を卒業する方法」と、「日本音楽療法学会の正会員になるなどのいくつかの条件を満たしたうえで資格取得のための制度に参加する方法」の2通りがありますが、いずれにしても、これが第一のハードルとなります。

誰でも思い立ったらすぐに受験できる認定試験ではないという点において、取得は決して容易ではないといえるでしょう。

学会認定音楽療法士の合格率は?

日本音楽療法学会認定の音楽療法士の認定試験は、書類審査と面接が実施されます。

これ自体は、それまでに勉強してきたことの最終確認としての位置づけとされており、さほど難しいものではないようです。

しかし、学会認定音楽療法士になるには、それ以前の過程で「必修講習」というものを受けなくてはならず、音楽療法の専門的な知識や、ピアノ演奏など実技テストも行われます。

試験自体の正式な合格率は発表されていないようですが、時間をかけて意欲的に学び続ける姿勢が求められるといえます。

なるまでの道のりが長いことが大変

音楽療法士は専門的な職種と捉えられており、資格を取得するまでの道のりがやや険しいといえます。

音楽療法士を養成する学校に通うルートを選ぶ場合は最低でも学校に2年通う必要がありますし、学会主催の資格取得のための制度を利用する場合には、5年以上の臨床経験が必要とされます。

試験そのものの難しさというよりも、資格を取得するまでに時間がかかることが特徴であり、そうした意味で難易度は高めと考えておいたほうがよいかもしれません。