音楽家の給料・年収

事務所に所属する音楽家

指揮者やピアニスト、ヴァイオリニスト等のソリストとして活動する音楽家の場合、その大半は音楽事務所に所属しています。自分の代わりに事務所にマネジメントや宣伝活動などを任せ、自らは演奏活動に集中する体制をとります。

このような音楽家は、コンサートを開催するたびに入る出演料が主な収入源となりますが、そこから事務所の経費(15〜20%程度)と源泉税(約10%)を差し引いた額が音楽家の取り分となります。

名の知れた音楽家であればあるほど1ステージ当たりの収益は高くなり、自らの収入も増えます。

海外のコンクールで入賞するような音楽家の場合、経費等を除いて1回当たり50万円程度を得ているようですが、これだけ稼げる人は決して多くなく、10万円〜30万円程度を安定して得られていれば、それなりに成功している部類に入ると言えます。

オーケストラ団員

プロのオーケストラに正団員として所属する音楽家の場合、固定給の収入を得ている人が多いです。楽団の規模や個々の実力によってその額に差はあるものの、全体的には月収40万円、年収にして400万円〜500万円が相場となっているようです。

なお、日本で最も有名な楽団の一つ、NHK交響楽団では経験を積むと年収1000万円以上を稼ぐ人もいると言われます。また、各楽器の主席奏者になると、手当てとして給与の10%程度が上乗せされるケースが多いようです。

その他

音楽家として生計を立てるのは大変難しいため、演奏活動以外に音楽講師の仕事をする人も少なくありません。自宅などに生徒を集めて個人レッスンを開く人もいますし、音大の非常勤講師として働く人もいます。

その他、結婚式場やホテルなどで伴奏・演奏のアルバイトなどをしている人もいるようです。