音楽家とコンクール

音楽のコンクールとは?

クラシック音楽の世界では、音楽家としてのテクニックや表現力を評価される機会の一つとして「コンクール」というものが開かれています。

コンクールは日本国内で開催されるものもあれば、世界中のライバルが集う国際的なものまで、大小さまざまな規模のものがあります。

そして、音楽大学在学中や卒業後にこうした国内外のコンクールを受け、上位入賞することが、音楽家としてプロになるための第一関門となります。

コンクールで入賞するとどうなる?

「○○コンクール 金賞受賞」といった肩書きを得ることで、著名な音楽事務所とマネジメント契約を結んでバックアップを受けながら演奏活動ができるようになったり、レコード会社と録音依頼が入ったり、マスコミに取り上げられたりする可能性が高まっていきます。

そのほか、コンクールによって賞金がもらえるほか、演奏会が約束されたり、一流オーケストラとの共演が約束されるなど、さまざまなメリットがあります。

音楽家といっても多様な活動をする人がいるため、コンクールを受けることは絶対ではありません。

しかしながら、いくら自分の演奏の腕に自信があったとしても、客観的な評価を受けなければ信用は得られにくいのが事実です。

一流ソリスト(独奏者)を目指すのであれば、コンクールはどうしても避けられないものとなっていくでしょう。

有名な音楽コンクール

一言で音楽のコンクールといっても、音楽にはピアノ、ヴァイオリン、声楽、作曲などさまざまな分野があり、それぞれのジャンルにおいて有名なコンクールがあります。

ここでは、とりえけ目指す人が多いピアノとヴァイオリンそれぞれの有名な国際コンクールを紹介します。

ピアノ

・フレデリック・ショパン国際ピアノコンクール(ポーランド)
・チャイコフスキー国際コンクール(ロシア)
・エリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー)

上記3つをあわせて「世界三大ピアノコンクール」と呼ばれています。

ヴァイオリン

・チャイコフスキー国際コンクール(ロシア)
・ロン=ティボー国際コンクール(フランス)
ピアノ、ヴァイオリン、声楽部門が毎年入れ替わりで開催されます。