音楽プロデューサーのやりがい・楽しさ・魅力

音楽プロデューサーのやりがい・楽しさ

納得できる楽曲が完成したとき

ひとつの曲をゼロから作り上げるのが音楽プロデューサーのメインの仕事です。

担当するアーティストに合った楽曲を求め、作詞家作曲家などのクリエイターを選定し、制作を依頼します。

場合によっては歌詞や曲の修正を繰り返し、アレンジを何度も練り直します。

レコーディングではアーティストや現場スタッフとの調整を図りながら進める必要があり、スタジオに缶詰めの状態が何日も続くことがあります。

地道な作業をひとつひとつ積み重ねてイメージ通りの音楽作品を完成させるのは簡単なことではありませんが、それだけにいい曲をいい音で録音でき、最終的に素晴らしい音楽になったときは心の底から感動できます。

こうして苦労を重ねて、関係者全員が納得できる1曲が完成したときが、音楽プロデューサーにとってこの上ない達成感と喜びを感じられる瞬間だといえるでしょう。

制作に携わった楽曲が評価されたとき

苦労して納得のいく楽曲ができたとしても、またどれだけお金をかけたとしても、それがすべて世の中に受け入れられてヒットにつながるとは限りません。

ヒットするには、楽曲の良さはもちろん、プロモーションの仕方、発売するタイミング、そのときの流行などさまざまな要因があります。

それを見極めるのが音楽プロデューサーの仕事ともいえますが、そのすべてがうまくかみ合い、ヒットに結びつけられたときには大きなやりがいを感じられるでしょう。

また自らの感性を信じて新しいサウンドを産み出し、社会に影響を与えるほどの流行を創り出せれば、さらに大きなやりがいとなるでしょう。

自分が発掘したアーティストがスターになったとき

音楽プロデューサーはスターの卵を発掘するため、膨大な数のデモテープを聴いたり、巷で噂になっているアーティストのライブを見にたくさんのライブ会場へ足を運ぶなど、日々努力を重ねています。

その中でキラリと光る魅力を感じたアーティストを実際にプロデュースするわけですが、1人のアーティストをデビューさせるまでには、イメージづくり、楽曲の方向性、衣装、舞台演出、広告宣伝の仕方など、決定するべき事項はたくさんあります。

デビュー後もファンや観客の反応を見ながら路線変更を繰り返すことがあります。

アーティスト本人の才能と売り出し戦略が合致し、多くのファンを獲得することができれば、ようやくスターの誕生となります。

しかしスターになれるアーティストはほんの一握りであり、泣かず飛ばずで辞めてしまう人やほどほどの人気のままヒット曲まで漕ぎ付けられない人も大勢いるのが現実です。

自分が発掘したアーティストがたくさんのファンに支持され、ミリオンヒットを飛ばしてスターになるのを見守ることは、音楽プロデューサーにとって何よりの幸せです。

音楽プロデューサーの仕事内容

20代で正社員への就職・転職

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音楽プロデューサーの魅力

好きな音楽に深く関わることができる

音楽プロデューサーになるには、地道な下積み経験を経て、実績を積み重ねる必要があり、実際に活躍できるようになるまでの道のりは簡単なものではありません。

またその業務は多岐にわたり、不規則な勤務体制になる事も多いので、心身ともにかなりハードな職業といえます。

しかしそれでも続けられるのは、音楽に対して誰にも負けない情熱やこだわりがあるからこそです。

好きな音楽を作り出し、提供する側として深く関われるのは、何事にも代えがたい魅力です。

場合によっては365日音楽漬けになることもあり得ますが、心から音楽が好きな人にとってはそれも幸せなことといえます。

新しい曲が完成する瞬間に誰よりも早く立ち会える

音楽プロデューサーのなかでもサウンドプロデューサーは、実際に音源制作に携わり、曲作りや編曲、レコーディング、最終ミックスまですべてを取りまとめるのが仕事です。

アーティストのコンセプトを定め、音・メロディ・歌詞を含めて楽曲作りを行い、レコーディングではアーティストやエンジニアと何度も確認しながら楽曲を作り上げていきます。

こうしてできあがった楽曲は、CDとしてパッケージングされ、多くの人の耳に届く日を静かに待ちます。

このように音源制作の現場で、新しい曲が完成する瞬間に誰よりも早く立ち会える喜びは、サウンドプロデューサーの醍醐味といえます。