女性の音楽プロデューサー

ハードな反面、融通もきく音楽業界は女性が活躍できる職場

一般的には、女性は結婚や出産を機に働きにくくなったり、役職を退かざるを得ないケースが多いものです。

しかし、女性アーティストが身重でもレコーディングやライブ活動を行い、出産後間もなく音楽活動に復帰する例が多数見られるように、音楽業界は女性に優しく、ある程度融通がきく環境だということができます。

日本の中でももっとも進化した、世界基準に近い労働環境が整いつつある業界だといえるかもしれません。

音楽プロデューサーの仕事においては、CDのリリース予定日、ライブの日程など、決して動かすことができないスケジュールに縛られ、ハードな職務を強いられているイメージを持つ人も多いでしょう。

しかし、周りの環境に「やるべきことをしっかりやっていれば、あとはお咎めなし」といった風潮があり、自分のペースでメリハリのある働き方ができるという特徴があります。

1日中デスクに張り付いて音楽制作をしているよりも、美術鑑賞が新しい発想を生んだり、一杯ひっかけることでスタッフとのいいコミュニケーションが生まれたりするものです。

その点、結婚や出産、子育てで生活環境が変わったり刺激や癒しを受けたりすることは、制作活動へのプラスに働く面もたくさんあるといえ、業界全体でもそれを認める傾向にあるのでしょう。

女性ならではの苦労

独身女性の場合はどうしても、男性音楽プロデューサーと対等にわたり合える人であることが第一条件になります。

体調が振るわない日の深夜作業など、身体的に厳しいこともあるかもしれません。

既婚や子どもを持つ女性音楽プロデューサーの場合、気心の知れたアーティストやミュージシャン、制作スタッフと組む際にはお互いにうまくコミュニケーションを取り、負担なく進行することが可能でしょう。

大御所や気難しいアーティストに合わせる必要がある場合には、どうしても私生活に影響が生じてしまうこともあります。