入国審査官の役割

日本の治安を維持するための防波堤

近年のグローバル化によって、さまざまな国から、多くの外国人が日本を訪問、滞在する時代になってきました。

入国審査官は、港や空港といった水際で、出入国する外国人の滞在期間、目的などを確認し、審査しています。

より多くの外国人を受けいれることは、経済や文化の発展にかかせませんが、同時に国民性や文化の違いから犯罪のリスクが増えることにもなります。

入国審査官は、偽造パスポートなどを使って不法に入国しようとする外国人やテロリストといった犯罪者を阻止するための防波堤の役割を担います。

ルールを徹底させて外国人在留者の環境をサポート

一旦入国した後の在留外国人の中には、当初定められた期間を延長したり、目的を変更したりというケースも多々あります。

多くの外国人が真面目な目的で入国し、定められたルールに従って働いている一方で、一部の不法在留者は悪質な犯罪へとはしってしまうことも多いのが実状です。

入国審査官は、在留外国人に対して在留に対するルールを徹底させ、ルールを守らない場合は強制的に退去させることができます。

それらの厳正な対応によって、日本に在留する大半の良い外国人が差別や偏見の目でみられないような環境をつくっているともいえるでしょう。

観光立国推進を支える

日本の経済や文化の発展のため、国は観光立国推進の計画を進めています。このため、今後もますます多くの外国人が日本を訪れることが予想されます。

入国審査官は、空や港の玄関口で、外国人が日本に到着して最初に関わる日本人ともいえます。

それら入国審査官の対応によっては、外国人からみた日本の国際レベルを印象づけてしまうこともあるでしょう。

国家としても、現在は入国審査に平均20分後半台かかるのを20分以下に短縮させるなどの目標を掲げ、入国審査官の大幅な人員増加や外国人情報の専門部署を設置するなど、より的確でスピーディーな対応への取り組みが計画されています。