入国審査官に向いている人、適性

重大な業務を担う上での責任感

入国審査官は国家公務員であり、国民のため、国家の利益のために働くことになります。入管業務は、国内の安全を確保するための防波堤の役割を果たします。

そのため業務内容も、テロや犯罪者を未然に防ぎ、国家の安全を維持するといった非常に重要で大きな役割を担います。

それらの役割をしっかりと認識し、責任感を感じながら業務にあたらなければなりません。

冷静な判断力

入国審査官は、日々多くの人々と関わり、審査します。審査の対象者の中には、協力的でなくあまり好意的に思えない人や同情すべき事情のあるケースなどもあるかもしれません。

そういった場合でも、あくまで入国管理法や難民認定法などの法律をベースとして、冷静かつ厳正に審査を行う必要があるでしょう。

国際感覚とコミュニケーション力

入国審査官は、業務上多くの外国人と接する機会があります。宗教や文化、経済的な背景が異なる場合には、日本人の感覚ではなかなか理解しにくいというケースも多いでしょう。

そういった中でも、相手の話に耳を傾け、重要な事項を聞きだし、時には相手を説得するコミュニケーション力や、国際感覚をもった適切な対応が求められます。

迅速で正確な事務処理力

日本のグローバル化により、来日、在留する外国人の数は増々増えています。そのため入国審査官の業務量も増える傾向にあり、繁忙期には非常に忙しくなります。

今後さらなる観光立国推進に向けて、入国審査の迅速化は国としての課題となっており、より多くの業務をスピーディにこなす必要があります。

一方で、正確さが求められる業務でもあることから、迅速でありながらも、正確に業務をこなす事務処理力が必要となるでしょう。

より難しい課題にも取り組む意欲

入国審査官の業務は、入国管理法や難民認定法といった専門的な法律や実践的な外国語の習得が必要となります。

採用当初にそれらのスキルがなくとも、研修制度は整っているため、自身の努力で身に着けることはできるでしょう。

そのため、自分がまだ知らない事柄や困難に感じる事柄に対しても、取り組んでいこうとする意欲、姿勢が非常に重要となります。