入国審査官のつらいこと、大変なこと

入国審査官へ求められるレベルは増々高く

近年、日本への出入国者数は年々増加しています。留学、日本企業への就労、日本人との結婚などと多岐にわたっており、その在留目的や期間も多岐にわたっています。

そういった状況の中、水際で不法出入国者を防ぐ入国審査官に求められる役割はより多くなっています。

入国審査官は、テロリストや不法犯罪者への脅威の中、国の治安が維持できるよう、出入国管理法や難民法をベースに、冷静、客観的に出入国者を審査する必要があります。

その中では、的確かつ迅速に犯罪者を見抜く目など高度なスキルと経験が要求されるため、緊張感を持って仕事をしなければなりません。

外国人とのコミュニケーション

在留外国人の中には、定められた期間を不法に延長したり、不法目的で在留したりといた不法在留者もいます。

外国人在留者を直接取り締まるのは入国警備官の仕事ですが、入国審査官もまたそれらの在留者に対して、違法であるかどうか審査を行うことになります。

すべての外国人在留者が指示に従ってくれればいいですが、さまざまな文化や事情を背景とする外国人の中には、コミュニケーションをとるのが難しく困難な業務となるケースもあり、ストレスを感じることも多々あります。

エリア内外での転勤

入国審査官の転勤は、基本的に所属する地域の入国管理局やその出先機関になります。そのため、ある程度限られたエリア内での転勤となるでしょう。

一方で、昇進などにより、地域や組織の枠を超えて異動することもあるため、必ずしも地域だけでの転勤に限られるということはないようです。

また、人材交流や国際教育の目的から海外の在外大使館の勤務もあるため、転勤はしたくないという人には厳しい状況となることもあります。

シフト勤務体制

近年では地域によっては空港や港などを24時間体制で出入国審査を対応できるようになっています。

そういった勤務地では、入国審査官もシフト勤務体制がとられています。

深夜勤務により生活リズムが崩れてしまうこともあるので、体調を整えるのが大変と思うこともあります。

また、休日も必ずしも土日に取得できるわけではないため、家庭の事情などがある場合にはそれらの勤務体制が難しいと感じることもあるでしょう。