入国審査官の給与・年収

入国審査官の給与

入国審査官は、法務省入国管理局に属する国家公務員であり、給与には行政職俸給表(一)が適用されています。

また、勤続年数や昇進に応じて給与額が定められています。

入国審査官の初任給

入国審査官になるには、国家公務員採用試験に合格することが必要です。試験に合格し、採用されてから3〜8年間(高卒、大卒により異なる)は「法務事務官」として勤務することになります。

そのため、初任給は法務事務官として定められた額が適用されます。

給与額に加えて地域手当などが支払われるため、勤務する地域によって給与額が異なります。

たとえば、東京都特別区に勤務する場合の初任給額は以下となっています。(平成24年度7月1日時点)

・一般職(大卒程度):203,196円
・一般職(高卒者試験):165,318円

入国審査官の各種手当

基本給与の他に、各種の手当(扶養、住居、通勤、超過勤務手当等)、また年に約3.9か月分が期末・勤勉手当(ボーナス)として支給されます。

・扶養手当:配偶者月額13,000円等
・住居手当:月額最高27,000円
・通勤手当:月額最高55,000円

入国審査官の昇給

入国審査官は、勤務成績など努力次第では、上級入国審査官、統括審査官、主席審査官、係長などの幹部職へ昇進することができます。

年齢や昇進に従って昇給も期待できるでしょう。

試験区分が一般職(大学卒業程度)で採用された場合、月額給与額は以下の金額が目安とされています。

・28‐31歳:257,830円
・36‐39歳:334,607円
・44‐47歳:440,622円
・52‐55歳:498,047円

入国審査官の待遇

入国審査官は国家公務員であり、他の公務員と同様に住宅など各種手当や、休暇などの福利厚生制度は充実しています。

公務員のための宿舎(寮)が全国に整備されていますし、住居手当も準備されていますので、給与だけでなく安定した生活を送ることができるでしょう。

出産前後の休暇も整えられているので、女性の方でも安心して働くことができます。

また、共済組合制度に加入できるため、全国にある医療機関やレジャー施設などを利用できるなどのメリットを受けることができ、年金についても優遇されているといえます。

ただし、全国各地への転勤する可能性があるので、この点の注意は必要でしょう。

希望すれば、法務省本庁での勤務や、外務省などへの出向(在外公館など)が認められることもあります。