入国警備官の離職率

離職率が高いといわれる理由

入国警備官は公務員の中でも比較的離職率が高いことで知られています。具体的な数値は発表されていませんが、実態としては「自衛隊以上」といわれています。

その一番の理由は入国警備官の業務の難しさ、大変さにあるようです。相手にするのは外国人ですから、言葉の壁や文化・思想の違いなどで苦労する場面が多々あります。

また、違反者の取り調べをするにしても、全員が大人しく従ってくれるとは限りません。時には暴れ出したり、凶器を持って威嚇したりするなどの可能性も考えられます。常に危険と隣り合わせであるため気が抜けず、どうしてもストレスがかかりやすい仕事です。

厳しさは避けられないという覚悟を

他にも、一般住民から取り締まりに対する厳しい批判を受けることや、定期的な異動や全国転勤があるため、新たな生活環境に馴染めなかったという声も聞かれます。

やはり「どれだけ強い意志を持って仕事に取り組めるか?」ということが、この仕事を続けていく一番のポイントになるでしょう。自分なりに目標を持ち、日々の業務の中でやりがいを実感することも大切です。

国家公務員で待遇が良いから、なんとなくカッコ良さそうだから、といった安直な考えだけで入国警備官になると、いざ現実に直面した時に耐えられないかもしれません。

もちろん、この仕事には魅力的な面がたくさんありますが、その裏には厳しさもあるということをしっかりと理解しておく必要があります。