入国警備官採用試験の難易度・合格率・倍率

入国警備官採用試験の難易度・合格率

採用予定者数は50人程度

入国警備官の採用試験は毎年実施されていますが、採用人数は例年50人程度とあまり多くはありません。また、年によっては30~40人程度しか採用しないこともあります。

平成24年度からは新たに「警備官(社会人)」区分ができましたが、採用予定者数はわずか1人、合格率は0.4%、倍率は220倍を超えるなど、「超難関」といえる結果となりました。

また、入国警備官採用試験は女性の申込者が比較的多く、毎年20~40%を女性が占めています。合格者を見ても同程度の割合が女性となっています。

なお、受験資格に学歴の要件はないため、高校卒業後、受験することができます。また、試験は学科による試験だけでなく、体力検査も行われます。

入国警備官採用試験の申込者数・合格率・倍率

入国警備官採用試験申込者数の推移

入国警備官採用試験の申込者数は平成24年試験において大幅に増加しましたが、平成25年以降の試験では元の水準に戻り、平成27年度は1,785人となりました。

入国警備官採用試験申込者数の推移_27

入国警備官採用試験合格倍率の推移

入国警備官採用試験の合格倍率は30〜40倍前後と例年高い水準になっていましたが、平成27年採用試験の倍率は14.6倍と大幅に低くなりました。

合格者数は25年54人、26年59人、27年122人となっています。

入国警備官採用試験合格倍率の推移_27

平成27年度 入国警備官採用試験合格者男女比率

27年度の合格者122人の内訳は男性78人、女性44人となっています。合格者に占める男女比率は男性63.9%、女性36.1%となりました。

入国警備官合格者男女比率_27

平成28年度 入国警備官採用試験の概要

試験日 ・第1次試験日:平成28年9月25日(日)
・第2次試験日:平成28年10月25日(木)~10月27日(木)
試験地 札幌市,仙台市,東京都,名古屋市,大阪市,広島市,高松市,福岡市,那覇市
受験資格 <警備官>
(1)平成28年4月1日において高等学校又は中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して5年を経過していな
   い者及び平成28年3月までに高等学校又は中等教育学校を卒業する見込みの者
(2)人事院が(1)に掲げる者に準ずると認める者

<警備官(社会人)>
昭和51年4月2日以降に生まれた者
 (上記1の(1)に規定する期間が経過した者及び人事院が当該者に準ずると認める者に限る。)

※次のいずれかに該当する者は不合格となります。
・身長が男子160cm,女子148cmに満たない者
・体重が男子47Kg,女子40Kgに満たない者
・裸眼視力がどちらか1眼でも0.6に満たない者(ただし,矯正視力が両眼で1.0以上の者は差し支えない。)
・色覚に異常のある者(ただし,職務遂行に支障のない程度の者は差し支えない。)
・四肢の運動機能に異常のある者

試験内容

一次試験

<基礎能力試験(多肢選択式) >
公務員として必要な基礎的な能力(知能及び知識)についての筆記
試験出題数は40題、うち知能分野20題(文章理解、課題処理、数的処理、資料解釈)、知識分野20題(自然科学、人文科学、 社会科学)
<作文試験>
文章による表現力、課題に対する理解力などについての筆記試験

二次試験

<人物試験>
人柄、対人的能力などについての個別面接
<身体検査>
主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む。)、血圧、尿、その他一般内科系検査
<身体測定>
身長、体重、視力、色覚についての測定
<体力測定>
上体起こし、立ち幅跳びによる身体の筋持久力等についての検査

体力検査の内容

基準に達しないものが一つでもある場合は、体力検査で不合格となります。
・上体起こし(筋持久力):ひざを曲げ、あおむきに寝た姿勢で、30秒間のうちに何回上体を起こすことができるかを検査します。男子21回以上、女子13回以上を基準とします。
・立ち幅跳び (瞬発力 ): 立位姿勢から両足踏み切りで前方にどれだけ跳躍することができるかを検査します。男子205㎝以上、女子147㎝以上を基準とします。

合格倍率 14.6倍(平成27年度)
合格発表 ・第1次試験日:平成28年10月12日(水)
・第2次試験日:平成28年11月22日(火)
採用予定数 ・警備官:約40名
・警備官(社会人):若干名
詳細情報 人事院 入国警備官採用試験(PDF)