農家への転職

農家に学歴や資格は必要なし

近年では、「食」の安全への意識の高まりや田舎暮らしの人気とともに、若い人のなかにも農業に興味を持つ人が増え始めています。

「自然のなかで汗を流して思いきり働いてみたい」「安心安全な食物を自分の手で育ててみたい」という希望をもって、サラリーマンから農家への転職を志す人もいるでしょう。

それでは、農業をするための農地や技術を持っていない人が農家に転職するためには、どんな準備が必要なのでしょうか。

まず、学歴や資格についてですが、農家になるためには特別な学歴や資格は必要ありません。

ただし、農業にはさまざまな技術が必要なので、実際には農業大学校や民間の専門学校の農業園芸コースなどで2年ほど勉強するか、あるいはアルバイトや契約社員として農家の手伝いをしながら指導を受けるかなどで何らかの経験を積んでから農業の道に進む人が多いようです。

気になる開業資金は

次に資金についてです。農家に転職する場合、大きく分けると「農業法人に就職する」道と「個人事業主として開業する」道があります。

農業法人に就職する場合は、普通のサラリーマンと同じように体ひとつで会社に入り、給料をもらいながら農業の担い手として働くことになります。特別な準備は必要ありません。

一方、個人事業主として開業する場合は、農地から農耕機具まで一通りを自力で揃えなければ農業をスタートすることができません。

開業には500万円以上の初期投資が必要だといわれていますので、開業を考えている人は十分な資金を貯めることが大切です。

このように新規で就農する人は、農林水産省の支援制度を使うこともできます。

「45歳未満であること」「都道府県が認めた研究機関で1年以上研修すること」などの条件に合えば、年間150万円を最長2年間受け取ることができるという制度です。

こういった制度をうまく活用することで、農家への転職実現の可能性を高めることができるでしょう。

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