農家の種類

それぞれの土地にあわせた農作物を

「農家」と言われて、まずイメージしやすいのは稲作農家でしょう。

米は日本人にとって欠かせない主食であり、さまざまな食品を輸入ものに頼るようになった現代も、米だけは国産のものを食べるという人が主流です。

米以外にもさまざまな農作物を育てている農家がいます。

キュウリやトマトやキャベツ、ニンジンのような野菜を育てる「野菜農家」やみかんやリンゴやイチゴのような果物を育てる「果物農家」、バラや菊や鉢植えを育てる「花木農家」。

さらに最近は、バジルやパセリのようなハーブを育てる「ハーブ農家」も注目されています。

どの農作物を育てるかについては、それぞれの農家が暮らしている土地によるところが大きいようです。

農業は太陽の照射時間や雨の量、気温や土の性質によって、農作物の出来の大部分が決まるといっても過言ではありません。

したがって自然と、寒冷地であれば土の中でも育つ大根やニンジンを、温暖な気候ならば柑橘類を…というように、その土地に合わせた農作物が作られるようになります。

こうしたことから日本では、北海道から沖縄までの広い範囲に渡って、実にさまざまな農作物を育てている農家がいるのです。

「専業農家」と「兼業農家」とは

農家は、その働き方の違いによって大きく2種類に分かれています。

農業を中心に生計を立てている「専業農家」と、農業と他の仕事を両立しながら生計を立てている「兼業農家」です。

農林水産省の統計によると、平成24年度の時点で、日本には「専業農家」は42.3万戸、「兼業農家」は108.1万戸あります。

農業離れが進む近年は、「専業農家」「兼業農家」ともに減少する傾向にあり、若い人材が新たに農業の担い手となることが求められています。

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