庭師への転職

庭師への転職は比較的しやすい

庭師は未経験者の中途採用が比較的多い業種です。応募資格は普通自動車免許を持っていることくらいであるため、転職へのハードルは低いといえます。

ただし、転職した後は見習いという立場となり、前職での経験が考慮されないケースが多いです。したがって、収入が激減することもあります。

庭師への転職を考えている人は、その辺りもよく理解しておく必要があります。

職人の世界は経験がすべて

年齢よりも学歴よりも、その道での経験年数が物をいうのが職人の常です。前述のとおり、前職で得た経験や知識等はほとんど役に立たない可能性も大いにあります。

また、自分よりかなり年少の兄弟子から指導を受けることもあるでしょう。

時には厳しい叱責もあるかもしれません。しかし、そのようなことにいちいち心を動かされているようでは庭師の仕事は務まりません。

無駄なプライドは捨て、初心に還り、ゼロからこの道で生きていく気持ちになっていないと転職した後に苦しむことになってしまいます。

同職種間の転職は資格必須

もともと庭師としての勤務経験があり、他の造園業者等に転職する場合は先方も経験者としてみなすため、仕事も一定以上の水準を要求されます。

同職種間での転職にはさまざまな理由が考えられます。

給与や雇用体制などの待遇面の向上を期待して転職を決意する人も多いですが、面接を受ける際は志望動機としてスキルアップを念頭に語れるようにしておくべきでしょう。

造園業界は独立も含め、出入りの激しい世界です。企業側も採用の際にはなるべく長く勤めてくれる人を求めます。

そのため、同職種で離職経験のある人の採用に慎重な業者も少なくありません。転職を成功させるために、前向きな志望動機を準備しておきましょう。

業者の中には庭師の業務経験を必須としているところもあります。その際、せっかく経験があっても無資格ではアピールポイントとして強さに欠けます。

然るべき資格は必ず取得してから転職を考える方がその後につながります。よりよい待遇の会社に就職できるかもしれないですし、給与交渉は一般的に入社後よりも転職面接時のほうが行いやすいからです。

また、他職種であっても、建築関係での勤務経験があれば採用の際に優遇されることが多いです。

年齢制限は特にない

具体的な年齢を条件として明記していない業者も多いですが、庭師の仕事は体力勝負であるため、年齢を重ねてからの転職は厳しい面があります。

また、職人の仕事は1日や2日でこなせるものではありません。個人差はあれど数年から10年前後は修行の身と考えると、なるべく若いうちに庭師の世界に飛び込んでおきたいものです。

憧れだけで考えず、自分のライフプランを加味した上で転職の決断をするようにしましょう。