日本語教師の志望動機、面接

代表的な志望動機

日本語教師を目指す人は、「人に教えることが好き」「誰かの役に立ちたい」「日本の魅力や日本語の美しさをたくさんの人に伝えたい」「外国人とコミュニケーションがとりたい」といった気持ちを持っていることが多いようです。

こうした思いは、そのまま志望動機につながっていくものです。

志望動機に絶対的な正解はありませんから、日本語教師という仕事に対して魅力を感じている部分を、素直に言葉にまとめていくとよいでしょう

なお、まれに「外国語のスキルを生かしたい」という理由でこの職業を志す人がいるようですが、国内の日本語学校ではたいてい、日本語を使って日本語を指導していきます。

外国語のスキルは思っているほど役立たせられないことも多いため、志望動機として前面に押し出さないほうがよいかもしれません。

人柄は最重要

日本語教師は、人と深くコミュニケーションをとっていく仕事です。

そのため、採用試験でも人柄は非常に重視されるといえます。

とくに異なる文化や風習の国で育った外国人たちと接する仕事であることから、教師としての責任感や誠実さはもちろん、さらに思いやり、根気強さ、異なる相手を受け入れる寛容さなどがあるかどうかも見られます。

いくら頭のよい教師であっても、人柄の部分に難ありと判断されれば不合格になる可能性は十分にあります。

日本語教師としてどのようにありたいかをよく考えたうえで、面接に臨むとよいでしょう。

採用試験では模擬授業をすることも

日本語教師の採用試験の特徴は、多くの日本語学校で「模擬授業」も実施されることです。

模擬授業では、生徒役となる試験官の前で教師役を務め、実際に生徒に対して授業をするのと同じような流れでお試しの授業をします。

事前に用意したプリントを使ったり生徒役の試験官からの質問に答えたりなど、模擬授業の進め方は学校によって異なりますが、面接に加えてこの模擬授業も合否の判断材料となります。

ここでおもにチェックされるのは、「日本語教師としての基礎的な知識を身につけているか」という点はもちろんですが、「人前に立ったときにも、わかりやすく、きちんと伝えるべきことを伝えることができるか」という点です。

声がきちんと通るか、板書を丁寧にできるかといった点も気を付けておいたほうがよいでしょう。

この時点ではまだ教師としては新人ですから、そこまでハイレベルな指導は求められませんが、頭が真っ白になることのないよう、落ち着いて力が発揮できるように練習しておくことをオススメします。

仕事体験談