正社員の日本語教師

正社員以外の形で働く人も多い

日本語教師の代表的な活躍の場として民間の日本語学校が挙げられますが、そこでは正社員としての雇用形態のほか、アルバイト・パートとして働く人も少なくありません。

日本語学校では、正社員の場合は「常勤」や「専任」といわれることが多く、それ以外の雇用形態で働く人はたいてい「非常勤」といわれます。

学校によっては、非常勤のスタッフがほとんどということもありますし、逆に正社員の割合が大きなところもあります。

日本語を教えるという点においては、どのような雇用形態でも変わりませんが、給与や待遇面などを考えると、やはり正社員として働きたいと考える人が多いようです。

正社員として働くメリット

正社員の魅力は、まず何といっても「安定性」だといえるでしょう。

給与や月給でもらうことができ、実力や実績に応じて昇給したり、勤務先によってはボーナスの支給もあります。

また、正社員になると講師としての業務のほか、教室運営や学校の企画業務などにも携わることができ、マネジメントの道に進んでいくことがしやすくなります。

非常勤の場合は、学校の都合で1日に授業を1コマしか受け持つことができなかったり、週に2~3日の出勤になることもあります。

給与や時給制やコマ数に応じた形で支払われるため、あまり多くの授業を持てない場合、どうしても収入が少なくなってしまいます。

しかし、正社員の専任講師であれば業務量は確保されているため、生計を立てていきやすいといえます。

正社員の日本語教師として働くには

日本語学校では、正社員とパート・アルバイト両方の求人を出すことも珍しくありません。

日本語教師として働くのであれば、雇用形態に関わらず、日本語教師養成講座420時間修了していることや、日本語教育能力検定試験に合格していることなどが求められるのが一般的ですが、当然、正社員のほうが採用条件は厳しく、加えて数年程度の実務経験が求められることが多いようです。

また、四年制大学卒業以上であることを必須とする学校もあります。

未経験者や経験の浅い人がいきなり正社員として就職するのは厳しいため、まず非常勤でしばらく講師としての経験を積み、そこから正社員にステップアップする道を選ぶ人が多くなっています。

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