日本語教師の海外での求人募集状況

日本語学習者は世界中にいる

国際交流基金により公表されたデータによれば、2015年度の調査では137の国・地域で日本語教育が実施されていることが確認されています。

日本語学習者の数も時代が進むにつれて右肩上がりを続けており、2012年には過去最大の398万人を超える結果となりました。

その後、2015年には約365万人へと減少に転じているものの、いまだ世界各地に日本語学習者がおり、日本語を教えられる教師も安定した需要があるようです。

国内のみならず、海外へ活躍の場を求めることができるのは、日本語教師という職業の特徴だといえるでしょう。

アジア圏での需要が大きい

先に述べた2015年度の調査データでは、日本語学習者数上位10ヵ国は、1位が中国、2位がインドネシア、以下、韓国、オーストラリア、台湾、タイ、米国、ベトナム、フィリピン、マレーシアと続いています。

アジア圏では日本語学習者がとくに多く、日本語学習者が多い国や地域では、日本語教師の数も多くなっています。

とくに近年はタイやベトナムなど東南アジアにおける日本語教師の数が大きく増えているようです。

国や地域によって求人募集状況は異なる

このように、世界のあちこちで日本語教師は活躍することができますが、国や地域によって、求人募集状況は異なっています。

全体としては、日本文化への関心が高まるなかで、日本への留学や就職を考える若者は増えているようです。

また、初等・中等・高等教育で日本語教育が導入されている地域でも、日本語教師の需要は安定しています。

一方、日本とその国の関係が悪化するなど「国と国」としての問題が発生した場合には、日本に対する関心が薄れ、日本語学習者も減少するといった面もあるようです。

海外での求人募集状況は国際情勢とも関わってくるため、この先、海外で働くことを目指す場合には最新の情報をチェックしておいたほうがよいでしょう。