ネットワークエンジニアのつらいこと・大変なこと・苦労

ネットワークエンジニアのつらいこと・大変なこと

常に最新技術を追う必要がある

ITの世界は日進月歩であり、せっかく覚えたと思った技術も、数年先にはほとんど使えなくなっていることが珍しくはありません。

他の職業であれば、学校などで一度専門知識を身につければ、ほとんどその内容を基にして活躍し続けられることもあります。

しかし、ネットワークエンジニアの場合、仕事に就いてからも常に知的探求心を忘れずに新しいことを吸収し、その時々に求められる最先端の技術を身につけていかなければなりません。

勉強し続けなくてはならないのは、ネットワークエンジニアの大変なところだといえるでしょう。

突然のトラブル対処や、深夜に働くことも

未経験や経験の浅いネットワークエンジニアの場合、いきなり設計や提案の仕事を任されることは少なく、システムの監視や保守作業からスタートすることが一般的です。

もし、構築したネットワークに予期せぬトラブルが発生すれば、迅速に対処をしなくてはなりません。

保守業務では深夜に作業を行うことも多いため、どうしても夜勤が避けられず不規則な生活となってしまうこともあります。

長時間労働や残業が多い

ネットワークエンジニアに限らず、IT業界で働くエンジニアは多忙になりがちで、人によってはかなり長時間の労働をしていることもあります。

とくにシステムの納期前やトラブル発生時などは、連日終電帰りが続いたり、休日出勤が必要になることもあります。

部署や時期にもよるものの、やはり全体的には残業が多めといわれる業界です。

とはいえ、最近では長時間の残業を禁止していたり、フレックスタイム制を導入したりして、積極的に社内の労働環境を整備しているIT企業が増えています。

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ネットワークエンジニアの悩み

IT業界は「独身率」がひと際高いとされる業界でもあります。

ネットワークエンジニアも例外ではなく、30代や40代になっても未婚のネットワークエンジニアは意外なほど多いです。

背景には「仕事が忙しくて恋愛や結婚に手が回らない」、「職場や仕事を通しての出会いが少ない」などの理由も関係しているようです。

結婚にまったく興味がないといった人も一部いますが、結婚願望はあるのになかなか実現できず悩んでいるネットワークエンジニアが多いのがIT業界です。

ネットワークエンジニアを辞める理由で多いものは?

ネットワークエンジニアを辞める理由として多いのは、主に次のようなものです。

・仕事が合わない、つまらない
・残業がつらい
・仕事についていけない
・将来のキャリアが描けない

など。

入社したばかりの新入社員に多いのは「仕事が合わない、つまらない」です。

ネットワークエンジニアの仕事は専門的である分、向き不向きも出やすく、自分に合っていないと感じた社員は耐えられずに辞めてしまうことがあります。

また中堅社員に多いのは「仕事についていけない」、「将来のキャリアが描けない」です。

ネットワークエンジニアはいくつになっても最新技術を追わなくてはなりません。

そのため若い頃のようなムリがきかなくなった時に、このままでいいのかと悩み、辞めてしまう中堅社員も一定数います。