ナレーターのやりがい

最高の作品作りをめざして

ナレーターというのは、「声」で演出をするのが仕事です。

たとえばひとつのテレビ番組を作るとき、その番組を通して視聴者にどんなことを伝えたいのかを考えながら、一語一語の意味を自分なりに理解し、表現につなげていきます。

収録の際にはスタッフ同士の意見が食い違い、何度もやり直しをすることもあります。

しかし、こういったやりとりを重ねながらより良いものを作るために全力でぶつかり、やがて良い作品を生み出すことができたときには何にも代えがたい感動を得ることができます。

ナレーターにとって、自分が携わった作品のひとつひとつが宝物なのです。そんな宝物にまた出会いたいという想いが、次の作品に参加するモチベーションへとつながっていきます。

自分にしかできない表現を

ゴールデンタイムに放送される人気番組や、長寿番組となるような情報番組、国民の大注目を集めるNHKの大河ドラマや朝ドラでは、実力派のナレーターのナレーションが欠かせません。

多くの視聴者が、「ナレーターの名前は知らなくても声には馴染みがある」という状態になり、次第にナレーターなしにはその番組は成り立たないほどの強い存在感を放つようになることもよくあることです。

これは、ナレーターにとって大変誇らしいことです。

自分がいなければ成立しないような作品、自分でなければできない表現をひとつひとつ積み重ねていくことが、ナレーターとして成長するための最大の糧になっています。

「声」だけで高い収入を

ナレーターとして人気が出るようになれば大きな案件も舞い込んでくるようになりますし、仕事の単価もぐっと高くなります。

一日の収録で何十万も稼げるようなこともあり、時給に換算すると非常に高い収入となります。

実力主義の世界なので厳しい一面もありますが、評価が上がれば収入もあがるため、この仕事で高い年収を得られる可能性があるということがやりがいのひとつになるでしょう。