ナレーターへの転職

やる気次第で開ける道

ナレーターの世界は、完全な実力主義の世界です。どこの学校を出ているか、年齢は何歳か、出身地はどこか、どんな資格や免許を取得しているか…そういったことは一切関係ありません。

大切なのは、特徴のある良い声をしていることと、ナレーションの才能があること。それだけです。

ですから、今はナレーターとは全然関係のない職業についている人でも、やる気次第でこの業界に飛び込んでいくことは可能です。

ナレーターとして仕事を始めるためには「オーディションに応募する」「声優やナレーターの事務所に所属する」「放送局や番組制作会社に就職する」などの選択肢があります。

採用の際には今までのナレーションの経験を問わないこともありますが、やはりまったくの未経験者がいきなり大きな仕事を任されることはほとんどないので、段階を追ってスキルアップしていくのが妥当でしょう。

実力をつけることからスタート

それでは、具体的なステップアップの道筋とはどのようなものでしょうか?

一般的な方法としては、転職を考え始めたらまずはナレーターの養成学校や講座に通い始めてレッスンを受けます。

言葉のアクセントを学んだり鼻濁音を美しく発音するトレーニングをしたり、朗読のテクニックを身につけたりするのが目的です。

自分の実力に自信がある人はこのようなスクールに通わなくてもよいかもしれませんが、地方出身者は日本語の正しいアクセントが身についていないことが多いので、一度専門的な勉強をすることは意義のあることです。

ここで基本的なことを学びながら、自分を売り込むためのボイスサンプルを作ったり面接用の書類を作ったりして、求人情報を探します。

直接オーディションに応募してもよいですし、事務所や番組制作会社に所属させてもらいながら、小さな仕事を少しずつこなしてレベルアップを図るのもよいでしょう。

ただし、この業界は案件ごとに報酬をもらうことが多く、安定した収入を得られるまでには長い時間がかかることも珍しくありません。

転職にあたっては一時的に大幅な収入ダウンがあることも想定しておいたほうが賢明でしょう。