仲居の勤務時間・休日

変形労働制が主流

仲居の勤務時間は実働で6~8時間。

出勤と退勤の時刻が日によって異なる変形労働制をとっていることが多い点がこの仕事ならではの特徴です。

6時から22時の間でそれぞれが自分のシフトで出退勤します。

たすき掛け勤務とは

前項だけ見ると、他業種でも珍しくない早番、遅番に近いもののように思われますが仲居の勤務体制はかなり特殊なもの。

1組の客のチェックインとチェックアウトを同じ仲居が担当するために正午から翌日の正午までを1日としてシフトを組むのです。

これは「たすき掛け」と呼ばれます。

同様に休日もその日の午後から翌日の午前で考えられます。

実働8時間には変わりはありませんが特に繁忙期の場合、丸一日の休日をとることは難しいところも多いです。

中抜けとは

たすき掛けに加え、仲居ならではの勤務体制の特徴として「中抜け」があります。

中抜けとは例えば6時に出勤し、10時から19時までを長時間の休憩として勤務から離れ、再度19時に出勤し、22時に退勤するというシフトのことをいいます。

これも実働8時間であることには変わりありません。

慣れればこのロング休憩を有効に使えるようになりますが、たすき掛け同様、拘束時間ともとらえることができ、仲居の仕事が激務と受け取られる一つの大きな要因にもなっています。

時期によって休日はまちまち

観光業全般にいえることですが、ハイシーズンは多忙を極めます。

したがって、仲居も通常は月に6~8日とることができる休日を繁忙期は4日ほどしかとれないことがほとんどです。

また休日も土日祝日とは無縁の世界。

むしろ、客入りが多いため、出勤になると考えておいた方がいいでしょう。