仲居の服装

作務衣や洋装も増加

かつては仲居といえば着物以外の選択肢はなかったといっても過言ではありません。

最近では時代の変化や利便性を鑑み、作務衣やパンツスタイルなどを制服としている旅館も増えてきています。

とはいえ、やはり着物を採用している旅館も少なくないため、好みがある人は求職活動の段階で調べておき、応募先を決定するとよいでしょう。

着付けも仲居の業務のうち

着物で働く旅館の場合、まずは自分で着物が着られるようになることが一人前への一歩であると考えていいでしょう。

もちろん、始めはかなり時間がかかったり、きれいに着られなかったりするのは当たり前。

また着物での日常動作に苦労することもあるかもしれません。

いずれも慣れが解決するもの。

焦らず、生活に馴染ませていきましょう。

同一の型を着用

旅館によっては多少選択肢があるところもあるかもしれませんが多くの場合、仲居は皆同じ服装で勤務します。

これは客がすぐに従業員を判別できるようにするためです。

また服装を揃えることで従業員一丸となって客をもてなしているという視覚効果も期待できます。

例えば美容師やアパレル店員といったように、同じ接客業であっても服装で個性を出すという職種ではありません。

髪型や髪色も揃えている旅館もあります。

このあたりの理解は事前にしておく必要があるでしょう。

管理職は異なる服装の場合も

仲居の中でも責任ある立場にある場合、着物の色が違ったり、作務衣の中で着物を着用したりと、異なる服装をしている場合があります。

やはりこれも客から見て管理者であることが分かるようにという意味合いがあります。

また着用している側も、自身の責任を服装によっても自覚できるといった効果もあります。

どんな服装でも所作は美しく

動きやすい作務衣やパンツが制服であっても身のこなしは着物と遜色なく美しいものである必要があるのはいうまでもありません。

作法も含めて仲居の質の高いおもてなしなのです。

これはどの旅館であってもしっかりと指導されるところです。