ミュージシャンの引退後の生活

ミュージシャンに引退はない?

ミュージシャンには、スポーツ選手のような「引退」という考え方がほとんどありません。もし何かしらの事情で演奏活動を辞めたとしても、それからまったく別職種に就く人は非常に少なく、何かしら音楽周辺の仕事を生涯に渡って続ける人ばかりです。

それは、音楽活動に対する自身のモチベーションを、単純に「売れる」「売れない」といった価値観で保っているのではなく、音楽が自分にとって欠かせない「ライフワーク的なもの」と捉えている人が多いことの裏返しとも言えるのかもしれません。

また、ミュージシャンという仕事が、趣味(好きなこと)の延長線上にあるという人が多いことも、理由のひとつだと言えるでしょう。

元ミュージシャンの活躍の場

では、演奏活動を辞めたミュージシャンがもし別の仕事に就いた場合には、どんな場所で活躍しているのでしょうか?

<レコード会社へ就職>
音楽業界の人脈を使ってレコード会社に入り、PRや営業などの仕事をすることもあります。

<音楽専門学校の講師>
多くの講師は元ミュージシャン、もしくは現役で活動中のミュージシャンなので、それなりの需要はあります。

<音楽プロデューサー>
個人事務所を立ち上げるなどをし、新しいミュージシャンの発掘に魅力を見出す人もいます。

<楽器店勤務>
楽器に関する深い知識を活かすことができます。

<スタジオミュージシャン>
バンドマンとして活動していた人が、高い演奏技術を活かしてスタジオミュージシャンになることもあります。

このように音楽に関わる仕事をして安定した収入を得ながらも、やはり自分で演奏する魅力を忘れることができず、再び演奏活動を始める…といった人も見られます。