MRになるには

MRは薬学部出身に限らない

医薬品の情報を取り扱うスペシャリストであるMRは、医薬品を処方する薬剤師と似ている職業だと考える人もいるかもしれませんが、実際は大きく異なります。

薬剤師は大学の薬学部を卒業することや薬剤師の国家試験に合格することが必須条件になっていますが、MRの場合は特に学歴や国家資格が必要なわけではありません。

また、医薬品に携わることから「薬学部」や「理学部」など理系の学部の出身者が圧倒的に有利なのではないか…と思われがちですが、実際は文系学部の出身者も多く活躍している世界です。

学部に関係なく、製薬会社などの就職試験に応募し、採用されることでMRとして働くことができるようになります。

ただし、就職試験の応募にあたって「大学卒業以上」の学歴を条件にしている企業が多く、中卒や高卒、専門学校卒の学歴ではそもそも応募さえできないというケースがあります。

MRになりたいと考えているのであれば、四年生の大学を卒業しておくことが第一条件となります。

大手製薬会社の場合は倍率も相当なものとなるため、難関大学を卒業しておいたほうがよいでしょう。

採用後は医薬品の猛勉強を

MRとして採用された後は、ほとんどの企業において、医薬品に関する猛勉強が待っています。

MRは国家試験があるわけではありませんが、公益財団法人であるMR認定センターが主催している「MR認定試験」という試験があり、この試験に合格することがMRとしての知識を習得している証となります。

認定証を取得しなければMRとして働いてはいけないというわけではないのですが、実際はほとんどの人がこの認定証を取得してから仕事をしています。

新人の場合はまず半年以上かけて研修を受け、猛勉強をしてこの認定試験に合格し、徐々に実務経験を積んで一人前をめざすというのが一般的なステップアップの流れになります。

MRに関するデータ

MRの男女比率

MRの男女比率は男性86.4%、女性13.6%になっています。
MRの男女比率

専攻分野別のMR数

専攻分野別のMR数の比率は、薬剤師10.1%、理科系 22.8%、文科系44.6%、その他22.6%となっており、文科系がもっとも大きな比率を占めています。
専攻分野別のMR数