MRは激務?

厳しい売り上げ目標があることも

MRは医療者に医薬品の情報を提供すると同時に、担当する医薬品の販売をするという大事な使命があります。企業の「営業マン」としての役割を持っているわけですから、売り上げ目標を課せられているのが一般的です。

企業によって目標の厳しさは違いますが、個人の売り上げが月収や年収に直結していることが多いようです。高い目標を達成できればインセンティブがつく一方で、実績を残すことができなければ必然的に収入は低くなります。

こうした「実力主義」の側面が強いことから、MRには常にプレッシャーがつきまとっています。

目標を達成できないことが重荷となって、MRの仕事を離れる人もいるようです。

「営業や販売の仕事が大好き」「取引先に積極的に売り込むのが得意」「実力主義のほうがやる気が出る」という性格の人でなければ、MRはつらい仕事と感じてしまうかもしれません。

医師との信頼関係を築くため

MRが医薬品の情報提供や販売交渉をする相手は医療関係者です。医師や薬剤師と対等に話をすることができなければ、信頼を勝ち取ることはできません。

多くのMRが、薬や病気の知識を習得するために、必死で勉強を続けています。空いた時間を使って医学書を読んだりシンポジウムに参加したり論文を検索したり…と、やるべきことは山のようにあるのです。

このような勉強に費やす時間は、勤務時間外の扱いとされることも多いため、MRは常に忙しくなりがちだということは覚悟したほうがよいでしょう。

ちなみに、かつてはMRというと「食事やゴルフで医師を接待して仲良くなり医薬品を売る」ということもあったのですが、近年では製薬業界のコンプライアンスが強化され、こうした接待を自主規制する動きが高まっています。

過剰な接待がなくなったぶん、MRの負担は軽減されたと考えても良いでしょう。