これからの映画宣伝に必要なこと

邦画の割合が増えている

映画宣伝という仕事は、映画産業が衰退していかない限り、半永久的に存在し続けます。

ただ、DVDやオンデマンドのコンテンツ配信サイトで映画を扱うところが多くなった現代では、劇場にいかなくても手軽に映画を家で楽しめるようになっていることなどが原因で、劇場で公開される映画の利益全体(興行収入)が、若干下がり気味の傾向にあります。

そんな中で、洋画のヒットが少なくなり、利益の中の邦画が占める割合が高くなってきています。

リスクを減らし、ヒットの確率を上げる

このような映画産業の移り変わりを受けて、海外配給会社や、大手配給会社の洋画部門は、いかにリスクを少なく、利益を出すかを考えています。

たとえば、小粒作品を安く買ってきて、日本でヒットさせて洋画での利益を上げるなどの施策を行っています。

また、邦画を製作し、配給する会社では、売れている小説や漫画、視聴率の高いテレビドラマなど、確実に利益が見込めるものの映画化を企画し、たくさんの出資社を集めてコストパフォーマンスの高めています。

映画会社では、少しでもリスクを減らし、ヒットの確率を上げ、そして、中身のよいコンテンツを作成するために試行錯誤しています。

情報源が多様化

映画宣伝の仕事の手法も、ネットの普及によってかわりゆくメディア業界や映画界の潮流に合わせて必然的に変わっていきます。

ネットが普及してから、メディア業界では、新聞や雑誌の広告費より、PCやモバイルの広告費があがってきているといわれて久しいですが、SNSが盛況な今、さらにこの勢いは伸びています。

これは、PCやモバイルから情報をとる機会が多くなっているということで、当然、映画の情報も気軽にWebで検索し、入手する人々が多くなっているということです。

ですから、Webだけではなく、それを使いこなす人々、そうではない人々のそれぞれが、どんな思考を持ち、どんなことに興味を持っているのかをマーケティングしなければなりません。

情報取得ツールをしっかりと読み取り、宣伝を仕掛けていくことが大切です。

新聞、テレビ、ネット、雑誌、新聞、街頭広告、口コミツールなど、さまざまなメディアの特性をより理解し、多様化する個人個人の考え方や、ライフスタイルに求めるものに合わせた情報の伝え方を使いこなすことが重要となるでしょう。

そのためには、より時勢を読み、より敏感に人間を洞察していく力が必要となります。