映画宣伝のコンセプトづくり

宣伝コンセプトは映画宣伝の柱

映画を宣伝するにあたり、まずは宣伝コンセプトを生み出すことからはじまります。

宣伝コンセプトといのは、一言でいうと、「この映画は、こんな映画だよ!」と誰でもわかるような簡単な言葉のことです。

これは、宣伝プロデューサーと呼ばれる1つの作品の宣伝の責任者である立場の人が最終的に決定します。

しかし、宣伝チーム全体や、映画館と交渉する営業担当や映画館を経営する興行主、広告代理店、マスコミなど、1つの作品の宣伝に関わるすべての人々の「売り方の指針」となる言葉として最も宣伝の核となる重要な言葉です。

宣伝コンセプトの決め方

宣伝は1人ではできず、さまざまなポジションの方々の力が集まって形を作るものなので、宣伝コンセプトは誰でもわかりやすく、面白いものでないといけません。

宣伝コンセプトは、一般の人を集め映画を見てもらって感想や意見をもらうモニター試写会を行うなどのリサーチをふまえ、その作品を見て欲しいターゲット層(どんな客層に見て欲しいか)を見極め、同時期に公開される作品などを踏まえて、慎重に決めていきます。

たとえば、この映画は、犬が主人公の動物映画だった場合、「人と動物の絆を描いた心揺さぶる感動作。質が高く、孫と見たい映画No.1を目指す」など、その作品の売り方の方向性を明確にします。

こうした宣伝コンセプトが決まると、さまざまなチームが具体的なプランを構築していきます。

そのため、宣伝コンセプトが映画宣伝のすべての運命を決めると言っても過言ではありません。

宣伝の仕事は、多くの人の力を借りるからこそ、口伝えで作品が広がっていったときに、「商品として売れるために伝えたいメッセージ」としてぶれないようにするためです。

これは、宣伝の責任者である、宣伝プロデューサーが念入りに考え抜き、最終的に決めていくのです。