モデルへの転職

憧れで終わらせないために

モデルというのは、たくさんの人から注目を浴びる職業です。

最新のファッションや化粧品、アクセサリーなどを身につける機会も多いですし、俳優や女優に転身して芸能界で華麗に活躍するチャンスも得られます。

そんなモデルの世界に憧れて、「今は別の職業に就いているけれど、いずれはモデルになりたい」と考える人もいるかもしれません。

それでは、その気持ちを憧れだけで終わらせずに実際に転職してモデルになるためにはどうすればよいのでしょうか。

プロのモデルを目指すのであれば、まずはオーディションを受けることが必要です。

モデル事務所が新しい人材の発掘のためにオーディションをしていることもありますし、出版社が特定の雑誌の専属モデルを公募していることもあります。

一つひとつのオーディションの競争率は非常に高くなるため、とにかくたくさんのオーディションに応募をすることになるでしょう。

読者モデルを転職のスタート地点に

あるいは、まずは読者モデルに応募して一般人としてモデルの仕事をしながら、人気が出て本格的にプロとして活動できるようになるのを待つという方法もあります。

実際に、押切もえさんや小森純さん、益若つばささんなどは、読者モデルのときに読者から圧倒的な支持を得たことから、芸能界での地位を確立させていきました。

ただし、読者モデルとして誌面に登場する人は本当にたくさんいます。

そのなかで、一人だけ抜きんでた存在になることは、非常に難しいことといえます。

読者モデルを転職のスタート地点に据えようと考えている人は、将来的にどのような仕事ができるようになるか、どのくらいの収入が見込めるのかということに関して、決して甘く考えないほうがよいのは間違いありません。

芽が出なかったときのリスクも考える

晴れてオーディションに合格してモデルに転職できたとしても、その先にはさまざまなリスクがあります。

一般的には、モデルというのは出来高制で収入を得る職業であるため、収入に関してはつねに不安定になります。

また、モデルの仕事そのもので国家資格や免許が取れるわけではありませんし、事務や営業など一般的に「つぶしが効く」といわれるようなスキルは身につきにくいのが事実です。

もしもモデルとして人気が出ないまま仕事がなくなったとき、またすぐに会社員として再就職するのは難しいことです。

看護師や美容師など何らかの資格や免許がある人であれば再就職しやすいといえますが、モデルは並大抵の気持ちでやれる仕事ではありません。

「この仕事で必ず成功する!」くらいの覚悟を持っておくことが大切です。

年齢制限には要注意

モデルは、基本的には年齢が若い人のほうが活躍しやすい職業です。

早ければ10代のうちにデビューする人も少なくありませんし、20代で大きく活躍し、その後はモデルをやめる人もいます。

オーディションや公募でも、年齢制限が設けられることは珍しくないため、どのようなモデル活動をしたいのかよく考えたうえで、年齢のことも踏まえて転職を決意したほうがよいでしょう。