読者モデルになるには

一般人がモデルの仕事をする

近年、モデルのなかでも「読者モデル」と呼ばれる、一般人のモデルが人気を集めています。

読者モデルはモデル業を仕事として生計を立てている人ではなく、普段は学生生活を送ったり仕事をしながら、ときどきファッション誌の誌面に登場するような人のことを指します。

通称「読モ」と呼ばれることもあります。

雑誌側は、あえて一般人をモデルとして起用することで、親しみやすくて読者が真似したくなる気持ちをかきたてることを狙いとしています。

実際に読者モデルとして圧倒的な支持を集めるモデルは大勢おり、そこからモデルの世界へ本格的に入るケースもあります。

たとえば、押切もえさんや小森純さんも最初は読者モデルからスタートし、ブレイクの末に芸能人として活躍するまでになりました。

こうしたこともあり、「自分も読者モデルになりたい!」と願っている人はたくさんいます。

とくに10代の中学生や高校生の間では、読者モデルは憧れの存在となっているようです。

読者モデルのオーディション

では、実際に読者モデルになるためにはどうすればよいのでしょうか。

いくつかの方法が考えられますが、多くの人が選ぶ一般的な方法は、雑誌ごとに募集している「読者モデルオーディション」に応募することです。

このオーディションの応募条件としては、「年齢」「性別」に加えて「現時点でどこの事務所の専属モデルにもなっていないこと」が挙げられます。

また「オシャレに強い関心があること」「ブログやSNSをまめに更新できること」「打ち合わせや撮影で東京に出てこれること」などが明記されている場合もあります。

オーディション情報は、誌面上や雑誌のWebサイト上などに掲載されます。

書類審査や面接などを経て合格すると、読者モデルとして仕事をすることができます。

最初は仕事も少なく、報酬もそれほど多くはありませんが、人気が出てくると徐々に仕事が増えてきます。

実力と運があれば、いずれは専属モデルになったり、タレントに転身してテレビ番組に出たりという道を進むことも夢ではありません。

読者モデルの待遇

いざ読者モデルになっても、そこから花開くどうかはわかりません。

いつ撮影に誘われてもいいように土日のスケジュールは全部あけておく、最新のメイクやファッションの情報を集めて勉強しておくなど地道な努力をして声をかけられるのを待っているにもかかわらず、チャンスを手に入れられないまま終わってしまう人はたくさんいます。

また、読者モデルは本業のモデルのように、仕事の際の交通費や宿泊費が出るわけではなく、一回の撮影に参加することでもらえるギャラは数千円から高くても数万円程度です。

撮影のために東京に出て行かなければいけない地方在住者にとっては、「報酬よりも交通費の出費のほうが多い」という状況になってしまうこともあるようです。

こうした状況の厳しさから、途中で読者モデルを辞めてしまうケースも珍しくありません。

読者モデルの活躍

しかし、地道な活動のおかげで読者モデルとして人気が出てきた場合には、格段に忙しくなってきます。

雑誌の撮影や、ファッションやメイクなどのテーマに関する座談会、ファッションショーへの参加など、本業のモデルと変わらないような仕事も舞い込んでくるようになるでしょう。

最近では本業のモデルを超える人気をもつ「カリスマ読者モデル」も出てきました。

雑誌の編集者やファッションブランド側も、こうした人気読者モデルは手放したくないという気持ちが強いため、必然的に報酬も高くなり、月に数十万円を稼ぐことも可能です。

ここまでくれば、いずれは専属モデルになったり、タレントに転身してテレビ番組に出る道も開けています。

読者モデルは運と実力次第で、人生を変えるような大きなチャンスを手に入れることができるといえるでしょう。