宮大工への転職

経験年数が重んじられる世界

大工の世界には中学校を卒業してからすぐにこの道に入ったという人も少なくありません。中には親子代々大工という家系の出身の人も多くいます。

職人の仕事はセンスもさることながら、経験がものをいうというところが多分にあるので、若いうちから従事するほうが有利であるという考え方が根強くあるのは事実です。

一般職から大工の世界へ

大工の中には、他の職業を経験した上で、大工の仕事に興味を持ち志願する人も少なからずいます。そういった人たちのためにも中途採用枠を設けている工務店は多数存在します。

したがって志願者の熱意と人柄次第で転職は大いに可能であると考えていいでしょう。

ただ、どんなに前職でキャリアがあったとしても大工の仕事がゼロからのスタートになる場合、賃金が大幅に減少することは覚悟しておきましょう。

また、中途採用枠には他の工務店に勤めていた経験者が応募してくることもあるため、競合した場合、不利になることもあるかもれません。

ちなみに経験者の採用に関しては優遇措置を設けている工務店もあるようです。

工務店の中には早期からの人材教育を良しとし、中途採用を一切受け付けないというところもあるため、応募の際はよく確認するようにしましょう。

家屋大工から宮大工へ

経験年数が物を言う大工の世界ですが、宮大工に関しては中途採用が比較的多いといえます。その理由は家屋大工としてある程度の経験を積んでから応募してくる人が多いためであると考えられます。

前述のように、経験者の能力や経験を優遇してくれる工務店もあるので積極的にアピールすると良いといえます。

ただ、特殊な工法を用いる宮大工の世界ではどんなに家屋大工として腕があろうとも、ゼロからのスタートになる側面が多々存在します。

道具作りからスタートし宮大工としての仕事が板に就くまでに10年は見ておくべきです。そうした修行期間の長さを見こして、求人の中には年齢制限を設けているものもあります。

宮大工への転職を希望している人はなるべく早めの決断をするに越したことはないかもしれません。