マーチャンダイザーの年収はいくら? 給料についてくわしく解説

平均年収

マーチャンダイザーの給料は、同業界のバイヤー販売員といった各職種のなかでも比較的高めとなっているようです。

それというのも、マーチャンダイザーとして働いている人の多くは、「営業」や「販売」など他職種で一定期間以上の経験を積んでおり、企画・生産・流通に関する幅広い知識とスキルを身につけているからです。

未経験者や社会人になったばかりの人が、簡単にマーチャンダイザー職として第一線で活躍するというのは難しいため、給料もキャリアや実績が反映されたものになっているといえるでしょう。

平均年収は、5年目で400万円程度、10年目で600万円程度とされていますが、実力次第ではもっと早い段階でこれ以上の年収を得ている人もいます。

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スペシャリストになるために

マーチャンダイザーは仕事の結果がわかりやすい、見えやすい職種であるため、能力があればあるほど評価され、給料も上がっていく傾向にあります。

転職市場でも経験やスキルがある人の需要は高く、たとえば「新ブランドの立ち上げ」といった会社にとって大きなプロジェクトにおいて確実に利益を生み出せるだけの実力があると見込まれれば、高待遇で採用されやすくなっています。

また、中小規模の企業の場合、営業や生産管理など他の業務と兼務することもあり、その場合も給料はやや高めに設定されることがあるようです。

幅広い領域をカバーできるマーチャンダイザーは実力次第でいくらでも活躍の幅を広げることができるものの、求められるものは多く、結果を出さなければならないという責任とプレッシャーはつきまといます。

付け焼刃の知識では結果を出し続けられないため、マーチャンダイザーとしてスペシャリストを目指すのであれば、時間をかけて地道にスキルアップする努力を継続することが重要です。

最初は先輩マーチャンダイザーのアシスタント職からスタートすることもありますが、そうした場面での地味な業務も真剣に取り組むことが、後々の成果や収入につながっていきます。