麻薬取締官に向いている人、適性

人に興味があること

薬物犯罪を行うのは必ず「人間」であるため、麻薬取締官の仕事では人と接する時間が非常に多くなります。いわゆる「裏社会」で生きている暴力団や外国人密売人もいれば、一見薬物とはまったく関係がなさそうな若者や主婦、会社員を取り締まることもあります。

薬物に手を出している人は何かしらの精神的問題を抱えている場合も多く、また乱用者ともなれば身も心もボロボロになってしまっており、いざ目の当たりにするのがつらいこともあります。

そのような人とも深く接しなければならないこの仕事では、人間そのものに強い興味がある人であることが望まれます。

粘り強さ、忍耐力があること

犯罪の捜査中は、何日にも渡った張り込みや長時間の尾行を行うこともあります。

また、取り調べでも被疑者が黙り込んでしまうなど、すぐに結果が出ないことは日常茶飯事であるため、仕事の成果を出すにあたって麻薬取締官の忍耐力は大いに重要なものとなります。

捜査というと格好良く感じるかもしれませんが、実際には地味な仕事も多いものです。決して目立たなくても黙々と頑張り続けることができるかどうか、これは麻薬取締官の仕事を続けるうえでも、欠かせない部分です。

正義感や責任感の強さ

また、「違法薬物を許さない」という正義感は必要です。麻薬取締官が気を抜いてしまえば、どこかで再び犯罪が繰り返されてしまいます。「絶対に見逃さない」という強い気持ちを持つことで、厳しい捜査活動が実を結ぶのです。

麻薬取締官は、捜査中に一般市民を装って張り込みや尾行を行うこともあるため、さまざまなタイプの人がいると言われますが、それでも心の奥底ではみな強い正義感と責任感を持っています。