麻薬取締官の魅力

「人対人」の仕事であること

薬物の密売や乱用は見過ごせるものではありませんが、捜査活動にしても取り調べに関しても、私たちが考えているよりずっと難しいものです。

麻薬取締官として一人前になるのには10年以上かかると言われているほどで、日々の事件を経験しながら少しずつ何かを学び取り、自分のものとしていかなければなりません。

薬物乱用によって思考力や判断力を失い、身も心もボロボロになってしまっている被疑者と接するのは、つらいと感じることもあります。

しかし、麻薬取締官がきちんと不正薬物を取り締まることで、乱用者を立ち直らせ、見事社会復帰させることにも繋がります。

薬物を扱うのは必ず人間です。単純に薬物犯罪をなくすということだけでなく、「人対人」としての深い関わり合いが味わえるのも、この仕事の魅力です。

社会的貢献度の高さ

違法薬物のない健全な社会を実現するために、麻薬取締官はなくてはならない存在です。

また、現状では規制されていないものの、有害性が高いとされ問題になっている「合法ドラッグ」や「脱法ドラッグ」といった薬物に関しても、現在麻薬取締官が捜査権限を持つ方向で議論されています。

薬物に関して深い専門知識を持つ麻薬取締官の役割が改めて見直されていますが、このように、社会的責任の重い仕事に就けることは、とても大きな魅力だといえるでしょう。