麻薬取締官になるための学校・大学の学部

法学部か薬学部を卒業する

麻薬取締官になるには、基本的に四年制大学の法学部か薬学部を出ていることが条件となります。

麻薬取締官採用試験の受験資格の一つである国家公務員試験一般職試験(大卒程度)を受けるのに在籍学部は問われませんが、法学部や薬学部以外の場合は、合格したとしても麻薬取締官として任命されるために2年以上の麻薬取締関連の業務経験等が必要となります。

そのため、大抵が薬学部や法学部の卒業生から採用されているのが現状です。

法学部

法学部で学び、国家公務員試験一般職試験(大卒程度)の「行政」または「電気・電子・情報」を受験し、麻薬取締官採用試験を受験するのも一般的な方法です。

法学部で一般的に学べるのは憲法や民放、刑事訴訟法など「六法」のほか、経済法、労働法、そして国際法などまで非常に幅広い分野に渡ります。法学部を設置している大学は多く、それぞれ多彩なカリキュラムを有しています。

しかし、国家公務員試験に合格するという目標を見据えると、例年同試験の合格者を多く輩出している早稲田大学、中央大学、明治大学など、難関私立大学や国公立大学を目指すほうが良いといえるでしょう。

薬学部(薬剤師国家資格)

薬学部を卒業すると薬剤師国家試験の受験資格が得られ、それに受験して合格すれば薬剤師の資格を取得することが可能です。薬剤師資格に合格するか、合格見込みがあれば、麻薬取締官の採用試験にも応募することができます(採用条件は薬剤師国家試験の合格者であること)。

麻薬取締官の仕事では病院や製薬会社への立ち入り検査等もあり、薬学の専門的な知識が活かされる場面が非常に多くなるため、麻薬取締官の採用試験では薬剤師として実際に勤務した経験もプラスに判断されているようです。

ただし、麻薬取締官採用試験の応募条件として「29歳以下」という年齢制限があるので注意が必要です。