マーケティング担当の資格、スキル

マーケティング職に特別な資格は不要ですが、外資系企業のマーケター、未経験からのマーケター採用を狙う場合、マーケティングに関わる資格があった方が有利だといいます。

これらに該当しなくとも、スキルアップにつなげるために、資格取得を目指すのはいい考えです。そこで、ここでは、マーケターに必要なスキルや関連した資格を紹介してみましょう。

求められるスキル

調査・分析力

マーケティング部門では、消費者の嗜好や関心、業界動向などを把握するために消費者アンケートや市場調査などを実施、データを集計し分析します。

的確な調査・分析を行うためには、対面、インターネット経由などさまざま調査手法や統計手法に通じている必要があります。

また、デジタルマーケティングが常識となりつつあるため、今後は各種のデータ解析ツールを使った解析などIT系のスキルも磨いておくべきでしょう。

思考力・発想力

データや分析結果を基に、新商品のコンセプトなどをつくるのもマーケターの仕事です。

客が求めていることをカタチにしたら、どんな商品やサービスができるか、誰に、いくらで、どう売っていくかまで考えます。

イメージを豊かにふくらませる発想力、多様な視点で考え抜く思考力が不可欠です。

リーダーシップ・コミュニケーション力

商品コンセプトは、企画・開発、営業、宣伝などの各部門に提案します。

さらに、マーケターは商品化から販売に至るまでのプロセスの中で、各部門担当者に客の立場に立った意見やアドバイスを述べて納得してもらい、最終的に客の欲する商品に仕上がるようリードします。

マーケターのコミュニケーション力やリーダーシップが問われることになります。

スキルアップにつながる資格

マーケティングの基礎知識、調査・分析力、思考力・発想力などの基本を身につける資格には以下のようなものがあります。

マーケティング・ビジネス実務検定

業種、業界を問わない普遍的なマーケティング全般の実務知識・事例を問う試験です。試験対策を通じ、マーケティング理論から仕事で使える知識や事例などまで学べます。

難易度がそれほど高くなく、チャレンジしやすいといわれています。

ネットマーケティング検定

Webマーケティングの基礎についての試験です。Webサイト理論などの総論から、検索エンジン対策などの各論まで習得します。

また、企業経営全体や経済動向など、より高い視点に立ってマーケティングを考える際に必要な知識は、次の資格で扱っています。

なお、MBAは、コンサルティング会社や外資系企業、シンクタンクのマーケターなどを目指す場合は、とっておいたほうがよいといいます。

中小企業診断士

国家資格であり、経済学や財務・会計、企業経営理論など、企業の成長戦略策定に必要な知識を問われます。

MBA(経営学修士)

経営学の大学院修士課程を修了すると与えられる学位です。

経営に必要なマーケティング、財務、組織などについて学びます。海外の大学院でMBA取得を目指すことも考えられます。