漫画家に必要なPC機材

タブレットがなくても、デジタル作業はできる

娯楽誌で連載する漫画家の場合、現代でもアナログ原稿である場合が多いため、デジタル作業は必ずしも必要ではありません。

しかし、企業の広告漫画や書籍用の漫画の場合、修正や印刷の都合上、デジタルで作業されることがほとんどです。

つまり、漫画の彩色などはもちろん、輪郭線などもすべてデジタルデータになっていることが望ましいのですが、そうなると「タブレットでなくては作業ができないのでは?」と思う方も多いかもしれません。

通常は、ペン入れの段階から、すでにデジタルにしておくのですが、最近では裏技として、アナログで描いた手書きの絵を、Illustrator用のデジタルデータに変換するということが、複数のソフトで可能になっています。

そのため、必ずしもタブレットは必要ありません。

もちろんあるにこしたことはありませんが、ない方が書きやすいという場合は、無理に入手する必要もないでしょう。

パソコンのスペックは高いほどいい

パソコンのスペックですが、これは高ければ高いほどいいです。とくにメモリは多いにこしたことはありません。

理由は画像の処理が速いからで、メモリの小さいものだと、作業中にしばしば画面がフリーズしてしまい、最悪データが飛んでしまう可能性もあります。

それを防ぐためにも、スペックは高いものの方がいいといえます。

Macかウィンドウズかということは、あまり関係ありません。クリエイターの間ではMacが好まれる傾向がありますが、ウィンドウズでずっと第一線で作業されている漫画家さんも多数見えます。

要は、使い慣れた、使いやすいものであることが大事といっていいでしょう。

スキャナ、プリンタは必須

スキャナとプリンタはほぼ必須といっていいでしょう。デジタル作業をする場合はもちろん、しない場合でもかなり必要となる機材です。

とくにプリンタは、参考にしたい画像をネットで探して印刷するときに重宝します。

昔の漫画家なら、こうした画像をすべて雑誌や漫画家用の素材集などから探してきていたのですが、現代ではネットで簡単にできます。

その恩恵をフルに受けるためにもプリンタは必須ですし、スキャナもあった方が格段に作業の効率が上がるでしょう。