漫画家に漫画作成ソフトは必要?

漫画作成ソフトとは

漫画作成ソフトとは、コマ割りやトーン貼り、集中線などの効果を表現できるソフトです。

タブレットとセットで売り出していることも多く、プロだけでなく、アマチュアの間でも広く親しまれているツールです。

これはあると便利ですが、必ずしもなくても大丈夫です。

どのような漫画を描くかによって必要の度合いは変わってくるのですが、ここではその違いを見ていきましょう。

1コマ、4コマ漫画家には、さほど必要はない

1コマや4コマ漫画の場合、集中線などを描くのに多くの時間を取られる、ということはあまりありません。

そのため、こうした分野では、漫画作成ソフトはさほど重要ではありません。タブレット自体、無しでやっているプロの方も多く見られます。

ストーリー漫画の場合は、あるととても便利です。

娯楽誌の場合、絵に関しては漫画家の表現力がかなりのレベルまで尊重されるので、一度描いた原稿が修正になるということはあまりありませんが、広告漫画や学習漫画の場合、「情報を伝える」ことが主目的になっているため、絵の修正が多々あります。

そのため、こうした修正にすぐに対応することを考えると、漫画作成ソフトはとても便利になります。

イラストレーターなどのツールを代用するのもあり

漫画作成ソフトでなくても、イラストレーターなどの、デザイン系ツールを代用している方も多くいます。

また、タブレットなどの機材がなくても、フリーソフトでカバーできることもあります。

たとえば「potrace」というソフトを使うと、手書きの絵をスキャンして、イラストレーターのデータに変換することができます。

これを使えば、タブレットも漫画作成ソフトもなくても、漫画を完全にデジタルデータとして編集することが可能であり、かなりの人数のプロの方が、こうした手法も使っています。

要は編集者が求めるかたちで納品ができれば、手段は問われません。

どんなソフトや機材を使うにしても、その仕事ごとに最良、最速の方法を探せれば、漫画作成ソフトを使っても使わなくてもいいでしょう。