漫画家の海外進出

日本が誇る最強の商品「MANGA」

元々日本は「ものづくり大国」と言われていましたが、最近では残念ながら、その座を他の国に奪われつつあります。

代わりに日本の「商品」として注目を集めているのが漫画・アニメです。

これだけは未だに他国の追随を許さず、むしろ日本人の若者が以前より自由な生活に価値をおいている分、漫画の表現力がより豊かになっています。

こうした漫画や芸能で日本を売り込んでいく戦略は「クール・ジャパン」と言われ、この後押しによって、海外での活動が以前よりもやりやすくなっています。

広告漫画や学習漫画を、海外で描く

日本では当たり前になっている企業の広告漫画や学習漫画ですが、海外ではほとんどありません。あっても、あまり娯楽的でない、いわゆる面白みのない絵です。

とくに中国ではこの双方がまったくといっていいほどない状態ですが、近年、とくに広告漫画の効果に中国の大企業も注目しており、日本でこうした広告漫画の制作を手掛ける会社に、中国のメディアが取材に来るなどしています。

また、実際にこうした日本企業に中国企業からの発注も多く来ています。今後この流れはますます加速するでしょう。

これらは日本の漫画家のビジネスになるだけでなく、海外の広告戦略を発展させたり、子どもたちの学習を後押ししたりと、非常に多方面で、いい影響を及ぼすと言えるでしょう。

自動翻訳などのツールの進化

近年こうした流れが加速しているのは、海外での漫画の需要が高まったことに加えて、自動翻訳などのツールが進化したことが挙げられます。

グーグルの自動翻訳のような無料の機能でもかなりの高レベルに達しましたし、有料ソフトや電子辞書などを使えば、語学に精通していなくても、問題なく海外での仕事をこなせるようになりました。

こうした流れの中で、日本の中で外国語がわかる人も増え、外国で日本語がわかる人も増え、双方の語学系人材の能力が上がることで、漫画の翻訳もより一層ハードルが低くなっています。

語学以外でも、こうした海外交流を促進するツールは今後ますます進化すると思われ、漫画家の海外進出も増えていくことでしょう。