漫画家の1日

漫画家といっても生活スタイルはバラバラです。

また、比較的落ち着いている日もあれば、寝る間もないほど原稿に追われている日もあり、不規則な生活になりがちです。

ただし、漫画家にいえることは、売れっ子になればなるほど忙しくなるということです。

仕事が増えればアシスタントをつけるようにもなりますが、それでも朝から晩までほとんど休まずに仕事をし続ける漫画家も少なくありません。

週間連載を担当する、ある漫画家の1日

9:00 起床

朝の5時頃まで仕事をしていたため、数時間仮眠して起床。すぐに作業にとりかかります。

13:00 昼食

忙しい時期は、おにぎりやパンなどをほんの5分程度で食べることも。

14:00 資料探し

インターネットや書籍から、ネタ作りのための資料を探します。

19:00 打ち合わせ

担当の編集者と次のストーリーの打ち合わせを行います。貴重な意見をもらえるチャンスです。

21:00 ネーム作り

夜中が最も集中できるため、ここから本格的にペン入れをスタート。

0:00 休憩

集中力が途切れてきたころに、軽い食事と30分程度の仮眠をとります。ここから、再び朝方まで仕事をします。

絵を描くか、ネタを考えるか

漫画家の一日は、ひたすら原稿を描く作業になります。それ以外は、ネタを考える作業になります。

ネタを考える作業については、机に向かって考えた方が浮かぶ、という人と、まったく別のことをしている方が浮かぶ、という人がいます。

後者の方は、あまり仕事をしているようには見えないかもしれませんが、どちらも真面目にネタを考えていることには変わりありません。

ちなみに、手塚治虫の場合、トイレでネタが浮かぶことが多かったようです。

そのため、いいネタが浮かんで頭の中でどんどん展開していったときは、何時間もトイレから出てこなかったということがあったようです。

漫画家の敵は「運動不足」

上のようなネタを考える時間もありますが、基本的に漫画家の仕事は絵を描く作業になります(そもそも、ネタは原作者の方や編集者の方から提示されていることもあります)。

そのため、漫画家はどうしても運動不足になってしまいがちです。

漫画家を目指す過程でも、すでに机に向かう時間が人一倍多くなるので、漫画家も、漫画家を目指す途中の人でも、運動不足の解決はしっかり考えておきたいところです。

脳を働かせるには、脳の血行をよくすることが必要です。そして、血行というのは、全身でつながっているものなので、体の血行のよさは、脳の血行のよさにもなるのです。

なので、時間を確保するのは難しいかも知れませんが、できるだけ、漫画を描く合間に運動をすることが大切です。

漫画家の食生活は不健康になりがち

漫画家の食生活は不健康になりがちです。売れっ子作家さんでも普通にカップ麺だけで終わることはよくあります。

お金はあっても買いに行く時間がなかったり、アシスタントすらも忙しかったり、いいものは買いに行けても、インスタント食品やパンなどの方が、食べるのが簡単なので、ついそっちに走ってしまいがちなのです。

ご飯は、食べるために茶碗と箸を用意して、食べる間は手を止めないといけませんが、パンなら食べながら作業できるためです。

こうしたことから「ゆっくり食事を楽しむ」という習慣がつい失われがちな仕事なのですが、食と感性はつながっている部分も多いので、できるだけ、豊かな食生活を心がけたいものです。