メイクアップアーティストの大会

メイクアップアーティストの大会とは

メイクアップアーティストは、個々の実力差がハッキリと出る職業です。

また、おのおののセンスや感性がモノをいう仕事なだけに、いくら知識と技術を持っていても、それを「表現すること」ができなければ、一流のメイクアップアーティストとしては認められません。

この仕事では言われたことをただこなすだけではなく、「デザイン性」が求められる面もあります。

技術と表現力、そしてデザイン性。日々成長を目指すメイクアップアーティストたちは、それらを客観的に評価してもらう場として、国内外で開催されるさまざまなヘアメイクの大会に参加しています。

著名な大会の一例

パリコレヘア&メイクアップアーティスト オーディション

世界最高峰のファッションの祭典とされる「パリ オートクチュールコレクション」に、ヘアメイククルーの一員として参加するチャンスをかけた大会(オーディション)です。

エントリー部門は「学生部門」と「一般部門」の2種類に分かれており、学生部門は「日本メイクアップ技術検定試験」を運営する「社団法人JMA」の認定校と法人正会員に在籍する学生、それ以外の人は一般部門に参加することができます。

予選はモデルやドールウィッグを使った作品の写真提出。それを勝ち抜いた人が進める本選では、ステージ上でモデルにメイクやヘアアレンジなどを施します。

本選では、テーマの完成度やクリエイティブ性などの「テクニカルスキル」と、スピードやモデルとのコミュニケーション力などの「ヒューマンスキル」両方の面から審査され、グランプリやその以下の賞が決まります。

全国理美容学校「kawaii」選手権大会

かつては「全国理美容学校 メイクアップ選手権」という名称で開催されていた大会です。

全国の理美容学校在籍者のみが参加する大会のため、一般や個人での応募はできませんが、美容系専門学校に通う場合は、こういった大会にも参加できる可能性があります。

2013年のテーマは「ドーリーメイク」、2014年は「かわいい」がテーマになっており、テーマに見合ったヘアスタイルやメイクアップを施します。

審査は、コスチュームも含めた全体の統一感と、モデルの個性などを魅力的に表現しているかどうか、といった観点で行われます。

2013年最優秀賞では、副賞として「ハリウッドでのメイクアップ研修」が与えられています。

専門学校内のコンテストもある

このような大会のほか、各美容学校やヘアメイク専門学校では、校内のコンテストやショーを開催していることも多いです。

誰しも「出るからには上位を目指したい」と思うものですが、ステージ上で緊張感と戦いながら自分が持っている力を発揮しようとすることによって、座学や普段の実習では得られないものを得る、貴重な経験となるようです。

仕事体験談