メイクアップアーティストになるためにはどんな学校に行けばいい?(専門学校・大学)

メイクアップアーティストになるには、美容・ヘアメイク専門学校やスクールの卒業後、ヘアメイクプロダクションや化粧品会社・ブライダル会社等に就職するルートが最も一般的です。

学ぶためのヘアメイク専門学校・美容専門学校・スクール・通信講座は、自分のライフスタイルに合わせて選べます。

この記事では、メイクアップアーティストになるための学校について解説します。

メイクアップアーティストになるために資格は必要?

メイクアップアーティストは、国家資格が必要な仕事ではありません

そのためメイクアップアーティストになるためには、美容・ヘアメイク専門学校やスクールの卒業後、ヘアメイクプロダクションや化粧品会社、ブライダル会社等に就職するルートが一般的です。

メイクアップアーティストになるには

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メイクアップアーティストになるための学校

メイクアップアーティストになるための学校
  • ヘアメイク専門学校
  • 美容専門学校
  • 民間スクール
  • 通信講座

ヘアメイク専門学校・美容専門学校

メイクアップアーティストになるためには、ヘアメイク専門学校や、美容専門学校のヘアメイク科などに進学するのが一般的です。

在学期間は「2年制」の学校が多く、ある程度時間をかけて、ヘアメイクの基礎から実践まで学ぶといったスタイルが一般的で、なかには美容師免許を取得するためのカリキュラムが組まれている学校もあります。

専門学校に通学する学生は、高校を出てそのまま入学する20歳前後の人が多いですが、一度社会に出てからメイクアップアーティストへの転身を目指して入学する人もいます。

ヘアメイクの専門学校やスクールに通う場合は、入学金を含めた学費にまとまったお金がかかります。

学校にもよりますが、週5日昼間で1年から2年間かけてみっちりと通う場合は、年間100万円以上かかることも珍しくはありません。

ですが、就職先の紹介をしてもらえる・同世代の仲間と一緒に勉強できたりすることなどは大きなメリットであり、未経験者がきちんと基礎から学びたい場合は、やはり専門学校に通うことが一番の近道となるでしょう。

スクール

学校に通うのが難しい場合には、週に数回程度の通学で、勉強できるヘアメイクの民間スクールを選ぶ道も考えられます。

スクールの場合、たとえば日中は別の仕事をしながら夜間コースで学んだり、アルバイトと両立しながら勉強したりするなど、時間がない人でも学びやすいという特徴があります。

在学期間も、3ヵ月程度の短期的なものから、半年から1年などさまざまなものが用意されているため、自分に合ったものを選びやすいのも特徴です。

学費はカリキュラムや在学期間によって大きく変わりますが、年間で数万円から数十万円程度など幅があります。

通信講座

通学そのものが難しい場合、自宅にいながらにして、テキストやDVDなどを使って学べる通信講座で学ぶこともできます。

通信講座は忙しい人にとって自分のペースで学べるのが最大のメリットといえますが、自分一人で勉強するため強い意志が必要なこと、また通学制の学校とは異なり実習の時間がないため、自分でヘアメイクの練習する時間をとる必要があります。

通信講座費用は、10万円から30万円程度となっているものが多いようです。

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独学でメイクアップアーティストになれる?

独学でメイクアップアーティストになる方法

メイクアップアーティストは、資格が必要な職業ではなく、学歴もあまり問われません。

したがって、学校やスクールに通わなくても、メイクアップアーティストになることは可能です。

本などを読み独学で知識を身に付けたり、アシスタントになったりして現場で1から仕事を覚えていくといった方法もあります

ただし、メイクアップアーティストの求人情報には「美容・ヘアメイクの専門学校卒業生」であることを採用条件とする企業も少なくないため、自分が働きたい場ではどういった人材が求められているのか、事前に確認しておいたほうがよいでしょう。

メイク道具・消耗品代が負担に

フリーランスで働くメイクアップアーティストに弟子入りし、アシスタントとしてスキルを磨いていく方法もあります。

学費をかけずに現場で学べるのは、大きなメリットといえそうですが、メイクアップアーティストは、化粧品や道具を揃えるためだけでもかなりの出費となることを理解しておく必要があります

化粧品の多くは「消耗品」のため、最初に一度買えば終わりではなく、なくなったら都度買い換えていかなければならないのです。

学校に通う場合は、学費の中にこれらの費用も「教材費」などとして含まれていることが多いですが、独学やアシスタントとしてやっていく場合は、最低でも数十万円程度のお金を確保しておいたほうがよいでしょう。

メイクアップアーティストになるためにはどんな学校に行けばいい? まとめ

メイクアップアーティストは、国家資格が必要な仕事ではありません。

一般的なのは、美容・ヘアメイク専門学校の卒業後、就職するルートですが、独学でアシスタントになり現場で1から仕事を覚えていくといった方法もあります。

ヘアメイク専門学校・美容専門学校では美容師免許を取得するためのカリキュラムが組まれている学校もあり、ヘアメイクの基礎から実践まで学ぶといったスタイルを取っています。

また、スクールや通信講座などの選択肢もありますが、未経験者がきちんと基礎から学びたい場合は、やはり専門学校に通うことが一番の近道となるでしょう。

独学では学費もなく安く済みそうですが、化粧品や道具を揃えるためだけで最低でも数十万円程度かかります。