美容部員とメイクアップアーティストの違い

美容部員とは

メイクアップアーティストとしばしば混同されやすいのが、「美容部員」という職業です。

美容部員とは、百貨店などの化粧品売り場でお客さまの肌の状態をチェックして、メイクを施したり、お客さまに合う化粧品を提案する仕事です。

実際、「メイクアップアーティスト」と名乗る人の中にも、このように百貨店の化粧品売り場に勤務する人がいます。そういう人たちは、たいてい化粧品メーカーに勤務する社員です。

このように見ていくと、「美容部員」と「メイクアップアーティスト」の違いはあまりないように思えますが、世の中ではどのように区別されているのでしょうか?

それぞれの違いは?

美容部員もメイクアップアーティストも、メイクの専門知識と技術で「人に美を提供する」仕事ですが、大きな違いを挙げるとすれば、その活躍の場や業務範囲です。

メイクアップアーティストは、百貨店でお客さまにメイクアップをすることもありますが、それ以外にもテレビや雑誌、映画などのメディア業界やブライダル業界など、さまざまな業界で活躍しています。

「プロのヘアメイク」が求められる場所であれば、あらゆる場所でその力を発揮するのがメイクアップアーティストといえます。

一方、美容部員という名称を使う場合は、百貨店の化粧品コーナーで働く人をピンポイントで指すことが一般的です。

また、美容部員はお客さまにきれいなメイクアップを施すことによって、自社の化粧品を「売ること」を使命としている場合も多いです。

メイクアップアーティストは国家資格が必要な職業でもなければ、その定義が明確に決められているわけでもありません。

そのため、高いスキルを持っていなかったとしても、メイクが好きというだけで「メイクアップアーティスト」と名乗ることすらも可能です。

それを念頭に置いたうえで、一般的にいわれているメイクアップアーティストの業務範囲の一部に、美容部員としての仕事も含まれていると考えておけばよいでしょう。

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