舞妓の志望動機・面接

置屋に所属するために

舞妓を志願する人はまず置屋の女将との面接を突破しなければなりません。

置屋とは舞妓が所属している事務所のことをいいます。京都には6つの花街があり、それぞれに置屋が集まっています。

置屋の面接を受けるためには、そのうち5つの花街が加盟している京都花街組合連合会に問い合わせましょう。そこで紹介された置屋に面接希望の旨を伝え、場を設けてもらいます。

身内に舞妓がいたり、茶屋や料理屋につてがある場合は直接置屋とやりとりができるように仲介を頼みましょう。

最近ではインターネット上に舞妓募集を出す置屋も出てきているので利用するのも手段の一つです。

保護者の同意は必ず必要

置屋での面接は、保護者の同伴を求められることがほとんどです。舞妓の多くが未成年であるため、保護者の同意なしで受け入れを許可する置屋はないと考えて下さい。

現在、日本の高校進学率はほぼ100%に近い状況です。そのような時代に進学せず芸の道を選ぶことは本人はもちろん、家庭にも強い覚悟が必要です。

女将は面接の際に保護者の姿勢も見ています。舞妓を志望する人は保護者にしっかりと意志表示し、認めてもらえるまで何度もよく話し合いましょう。

資格、学歴は不要

舞妓になるために資格や学歴は不要です。しかし、日本舞踊や小唄、和楽器などを習い、基礎を習得している人は面接の際にアピールするとよいでしょう。

舞妓は容姿も大切な要素の一つです。おこぼと呼ばれる底の高い履物を身につけるため、一般的に身長はあまり高くない方がよいとされています。

しかし容姿に関してははっきりとした基準がないのが実際のところなので、まずは面接を受けてみましょう。

また太り過ぎや痩せ過ぎも舞妓としてふさわしくないとされています。自己管理を徹底して適正な体型を維持する必要があります。

強い覚悟を持って門を叩こう

舞妓の世界は厳しく、せっかく面接を突破したのにも関わらず、その厳しさに耐えかねて道半ばで置屋を去る舞妓も少なくありません。

また同世代のほとんどが高校や大学に通い、青春を謳歌する中、常に稽古を第一とした生活をしていくことは並の覚悟ではできないでしょう。

舞妓の華やかな部分だけを見て志願する人も少なくありませんが、その判断は安易すぎるといわざるをえません。

置屋は舞妓の生活にかかるすべての費用を負担して一人前になるまで面倒を見ます。一人の舞妓を育て上げるのに数千万円かかるともいわれます。

生半可な気持ちでは面接は突破できません。確固たる信念と情熱を持って面接に臨むようにしましょう。